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2013/11/19

竹野内豊、東京五輪は「生で開会式を見たい」 ドラマ「オリンピックの身代金」トークイベント

 (左から)岩崎恭子さん、竹野内豊、小谷実可子さん
 テレビ朝日開局55周年記念二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」の試写会トークイベントが19日、東京都内で行われ、出演者の竹野内豊、ゲストとして小谷実可子さん、岩崎恭子さんが出席した。
 直木賞作家・奥田英朗の小説を原作にした本作は、敗戦からの経済的復興を国際社会に示す、国家の一大イベント“東京オリンピック”を成功に導こうとする警視庁の刑事たちの活躍を描くサスペンス。
 竹野内は「あの当時の面影を残す場所が本当に限られた所しかなく、初めて台本を読んだ時は、どこまで再現できるかなと思いました」と振り返り、国内外での長期ロケを終えて「完成した作品を見て思わず“おお!”と声が出てしまいました」とその仕上がりを満足げに語った。
 国立競技場で撮影した開会式のシーンが特に思い出に残っているといい、「聖火台で撮影できるチャンスはもうないということで、あまりに感動して、出演した皆さんと記念写真を撮りました」と笑わせた。女子シンクロナイズドスイミングの選手として同所のプールで練習に明け暮れていたという小谷さんは「ドラマを見ていて、“あっちに逃げれば大丈夫”など、(位置関係が)全部分かりました」と笑顔で話した。
 また、2020年に開催される東京オリンピックで、実際に観戦したい競技を問われた竹野内は「小谷さんからもお話を聞いて、ますます実際の生の開会式を見たいと思いました。テレビで見ているだけでは、そのすごさは分からないと思う」としみじみ。陸上競技にも興味があるといい、「(ウサイン・)ボルトはその時、まだ走っているんでしょうか。あとは17歳の桐生祥秀くん。彼に金メダルを狙っていただきたい」と期待を寄せた。
 最後に竹野内から小谷さんと岩崎さんへ花束が手渡されると、小谷さんは「オリンピックに出ていてよかった」と大喜び。岩崎さんも「本当にそう思います」とメロメロの様子で、もし女優として演技をするなら「竹野内さんの妹役がやりたい」とアプローチしていた。
 ドラマは11月30日、12月1日の午後9時からテレビ朝日系で2夜連続放送。

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