2011/01/31
昨年、アルバム『THE SELLOUT』をリリースしたばかりのMACY GRAYだが、早くも次のアルバム制作のために大量の時間を投入する計画を明らかにした。
これまで約3~4年の間隔を経て3枚アルバムをリリースしてきたGRAYだが、Billboard.comのインタビューに際して「今年はたくさんの作品をリリースしたいと思ってるの」とコメントし、次のように言葉を続けた。
「具体的に言うと、今年中に2枚のアルバムを出すつもりで、1つはジャズ・アルバム、もう1つはロック・アルバムにしたいと思ってる。すでに頭の中にはいろいろな音楽のアイデアが浮んでいるし、それをすぐに形にしないなんて自分自身に危害を加えているようなものだわ」。
「自分は、まだまだ十分なアルバム作りをしていないと思う。私が尊敬するアーティストたちはもっとたくさんの作品を生み出しているし、この前はNINA SIMONEの作品一覧を見ていて、その数の多さに圧倒されてしまったわ。BOB MARLEYだって、短い生涯のあいだにすごい数の作品を作り上げてる。だから私もできる限り多くのアルバムを作って、ファンの反応を知るためにもリリースしたいと考えてるの。3年後のツアー終了まで待つなんて、私にはとても我慢できないから」。
GRAYによると、HAL WILNERのプロデュースのもとですでに8曲を収録済みとのことで、新作については「アンダーグラウンドっぽい作品になると思う。曲がどうあるべきかというスタンダードや枠組みはすべて無視した、制約のないアルバムになると思うわ。それに商業的な成功もまったく考えていないから、もしかしたら2枚しか売れないかもしれない。それでも私は作品を気に入っているの」とコメントとしている。
そのGRAYは、複数の政治派閥からイスラエルをボイコットしてほしいという要請を受けていたにも関わらず、このほど2月にテルアビブでパフォーマンスすること正式に決定した。彼女がこの決断に踏み切ったのは、FaceBook経由でファンからパフォーマンスをしてほしいという願いを受けてのことだったそうで、「(政治の都合で)エンターテイメントをボイコットするなんて、正しいことだとは思えない」と理由を説明している。
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