■NEIL YOUNG■ カナダのジュノ賞で人道賞を授与される

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2011/01/28 00:00

ニール・ヤング

NEIL YOUNGは3/27にトロントで開催される第40回ジュノ・アウォードでALLAN WATERS人道賞を授与されるとカナディアン・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンスが発表した。

脳の動脈瘤の手術のために2005年にウィニペグで行なわれたジュノ賞出席をキャンセルせざるを得なかったYOUNGだが、今回はエア・カナダ・センターから中継される式典に出席する予定。この賞はCHUMリミテッドの創立者、ALLAN WATERSにちなんで命名され、人間的貢献がカナダの社会構造にポジティブな影響を与えた傑出したカナダ人アーティストに与えられる。

「私たちはNEIL YOUNGの献身的で情け深い偉業に敬意を表することにワクワクしています。音楽のもっとも成功した基金集めのイベントであるFARM AIDの原動力であり、ここで行なわれたLIVE 8の重要参加者であり、その他様々な活動を行なってきた彼のねばり強さと精神は高く評価されており、私たちみんなのインスピレーションにもなっています」とCARAS会長のMELANIE BERRYは声明の中で述べている。

YOUNGは37枚を越すスタジオ・アルバムと40年間以上のキャリアの中で、人種差別からケント州の射殺に至るまであらゆることについて歌を書いて
きた。1985年にチャリティ・コンサート、FARM
AIDを共同設立し、25年間で3700万ドル以上の募金を集めている。1966年には別のチャリティで集めた寄付金を元に妻のPEGIと共に言語や身体に重度の障害を持つ子供たちの教育のためザ・ブリッジ・スクールを共同設立した。彼らの3人の子供のうち二人は脳性小児麻痺である。恒例のブリッジ・ベネフィット・コンサートは1995年に学校を拡張し、独立した施設としてオープンするためにスタートした。

アメリカに暮らすYOUNGだがカナダの市民権を持っており、LIVE 8に出演したり、最近ではSARAH MCLACHLANの基金集めのサマー・セッションズに参加したり、カナダのために貢献し続けている。

ジュノ賞を5回獲得している彼は、カナダの音楽の殿堂に1982年に入っており、ロックンロールの殿堂にも2度入っている。2009年にはオフィサー・オブ・ザ・オーダー・オブ・カナダとなり、2010年にはナショナル・アカデミー・オブ・レコーディイング・アーツ・アンド・サイエンスによってMUSICARESパーソンに選ばれている。

ALLAN WATERS人道賞はこれまでにBRYAN ADAMS、MCLACHILAN、PAUL BRANDT、TOM JACKSON、BRUCE COCKBURNなどが受賞している。