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2026/01/28 19:00

<ライブレポート>yosugala、祝祭の一夜で魅せた未来へと繋がる雄弁なパフォーマンス

 yosugalaが、2026年1月17日東京・EX THEATER ROPPONGIにて、メジャーデビューを記念したリリースパーティー【yosugala Major Debut Release Party】を開催。最高に熱いパフォーマンスで魅了すると共にサプライズ発表も行い、未来へと繋がる祝祭の一夜となった。

 yosugala は、2022年に活動開始した君島凪、黒坂未来、汐見まとい、未白ちあによる4人組ロックアイドルグループ。2025年には自身最大規模となるLINE CUBE SHIBUYAでの初のホール公演に続き、初の日比谷野音ワンマンライブを成功させるなど、着々とキャリアを重ねてきた。この日のライブは、2025年12月5日にデジタル・シングル「ハルカカナタ」でTOY'S FACTORYよりメジャー・デビューを果たした4人を祝福しようというファンたちで、開演直後からフロアはぎっしりと埋まり熱気あふれる空間となっていた。

 開演時間を過ぎて場内が暗転。ステージ背後の巨大なビジョンに4人の姿が1人ずつ映し出されてから明転すると、ステージ上には先端がフロアを向いた四角形の台に座った4人の姿が。メジャーデビュー曲「ハルカカナタ」のアー写を再現したオープニングで、バンドメンバー、EREN(Gt /AliA)、Yoichi(Gt)、malo(Ba)、RYOTA(Dr)が爆音を奏でてライブがスタートした。立ち位置を変えながらフロアと対峙するように歌う4人が導く“道しるべ”に、手を伸ばすオーディエンス。キックの音が煽る「sailing!!」へと続き、ゴリゴリのラウドサウンドに乗せたパフォーマンスに、クラップをしたりコールをしたりフリ合わせをしたりと、フロアは早くも物凄い盛り上がりぶりだ。〈光さす道へ〉と歌うとバックの映像で光が瞬き気分を高揚させる。

 中央に4人が集まりポーズを取り始まった「YOSUGAL伝説」では、4つ打ちに反応してミラーボールがカラフルな光を放ち、1人ずつステージ前へ。怒涛のコールを浴びて昇り詰めるようにサビへと続くと、「あれ?もしかして!?まといさん、メジャーデビューおめでとうございます!」「写真とか撮ってもらっていいですか!?」と迫るメンバーたちに、汐見が「そういうのやってないんで。失礼します」と塩対応する寸劇も披露。アゲアゲなEDMとロックサウンドの融合、ビジョンを彩るポップなビジュアルをバックにユーモアを織り交ぜつつ爆発的に盛り上がった。「大大大大大感謝」はゲームコントローラーを模したフレームが登場するなど、映像の演出が曲ごとに目を引く。歌声にウォーキングベースがピタリと寄り添っていたり、メンバーの歌とダンスはバンドの演奏と見事にリンクしていて、アイドル+バックバンドというよりは、4人のボーカリストを擁する8人バンドと言っても過言ではない、極上のグルーヴを感じさせる。曲を終えると、1人ずつMCで意気込みを語る。

「無事メジャーデビューさせていただきましたが、私たちは良い意味で変わってないよ、というところをいっぱい見せられたらいいなって思っています!」(君島凪)

「今日はメジャーデビューパーティーということで、アップデートしたカッコイイyosugalaを見せて、みんなをハッピーな気持ちにさせたいと思いますので、最後まで楽しんで行ってください」(汐見まとい)

「メジャーリリースパーティーにお越しくださった皆さま、ありがとうございます! 今日は最高にハッピーな1日にしますので、よろしくお願いします」(黒坂未来)

「みんな元気ですか? 楽しみにしてましたか? イエーイ! 今日は最後まで楽しんでいきましょう!」(未白ちあ)

 そして「アステリズム」でライブを再開。こみ上げるサビメロがグッと心に迫る。ERENとYoichiが前に出てプレイするとドッと沸き上がる観客たち。ビジョン一面がメンバーを映し出す様子はダイナミックで、スタジアムレベルのライブすら想像させた。バンドメンバーがmalo、Yoichi、EREN、RYOTAそれぞれのソロで紹介されると、そのまま「エスカレート」へ。汐見、黒坂、未白、君島と妖艶に歌い継ぐ。ラップをマイクリレーからスクリームへと続くミクスチャーな展開が、真っ赤なライティングも相まってカオティックに会場を包み込んだ。ドラムとベースがけん引する「〇×ゲーム」では、時折天井からのカメラアングルも駆使された映像が興奮を煽る。途中、未白が中央のステージに立ちダンスを見せて声援を集める場面も。「コノユビトマレ」ではモノクロ映像がシリアスな曲調、ドラマティックなメロディ展開を際立たせる。曲ごとの全身を使った渾身のパフォーマンスは圧倒的な迫力で、一瞬たりとも目を離せない求心力がある。

 ここで、アニメ『闇芝居 十六期』エンディング・テーマに起用されている新曲「マスカレイドナイト」がライブ初披露された。先日公開されたミュージックビデオをバックにメンバーが歌い踊ると、フロア中のオーディエンスが体を揺らし、バンドメンバーも踊りながらプレイしている。〈キミの全部 曝け出して〉と歌う印象的なサビはカタルシス全開で爽快だ。歌い終わると黒坂が、「『マスカレイドナイト』を聴いて、『なんかいつもと違うな』って思った方もいると思うんですけれど、 yosugalaはこれからもyosugalaらしく変わらず進んでいきますので、安心してついてきてくださると嬉しいです!」と呼びかけた。

 ミディアムテンポで徐々に熱くなる「オトギバナシ」、8ビートのストレートな「ソラノナミダ」では、実直なバンドサウンドが4人の歌声を瑞々しく運んで行った。バラード曲「きっかけ」は、ERENが中央のステージに腰かけてアコースティックギターを奏でる。終盤、汐見がセンターで叫ぶように歌い君島が歌い継ぎ4人の歌声が1つになる圧巻の表現力に、観客たちは立ち尽くしてジッと聴き入っていた。「裸足のまま」は撮影OKとなり、ステージにスマホが向けられる中でパフォーマンス。疾走感溢れる演奏に乗せた4人の、類まれなる歌唱力がより一層際立っていた。スモークが炊かれ吹雪が舞う感動的な1曲となった。

 3月に東名阪で 開催されるFC ツアーについて触れてから、「決まってるライブはこれだけではございません。ここで重大発表をしていただきます! みなさん後ろに注目してください!」と告げると、4周年記念として、2026年6月21日にNHK ホールにてワンマンライブを行うことが発表された。大きなサプライズ発表に、場内はどよめきと大喝采に包まれた。「メジャーデビューしたと言っても、ここからが戦いですよね」(未白)。「今日はパーティーですけど、ここから生き残っていかなきゃいけないので。決起集会みたいな気持ち。これからのyosugalaを決める一歩になるんじゃないでしょうか」(汐見)と、しっかりと冷静に未来を見据えたコメントが印象的だった。尚、この日の同じバンドセットで行われるとのことで、バンドにも期待の拍手が送られた。

 コール&レスポンスから、「aspiration」でライブは後半へ。エモーショナルな楽曲に沸き上がるフロアのあちこちから「Oh Oh」と大きなコーラスがステージに向けられた。ビジョンが4分割され4人の姿が大写しになりさらに興奮を掻き立てる。「canvas」ではポップで親しみやすいメロディに右手を振りながら合唱して一体に。さらなる大合唱となった「宇宙旅行」では、舞い落ちてきた紙吹雪をメンバー同士で頭に掛け合ったりと、自由奔放に楽しんでいる姿も。イントロの煌びやかなディレイサウンドで「Sparkle」が始まると、未白が「これからもyosugalaのことを大好きでいてください!」と叫んだ。ダンサブルなビートに乗せた歌でフロアを揺らすと、〈その手伸ばせ その手伸ばせ〉と歌う4人に腕を突き上げて応えるファンたち。malo、Yoichi、ERENもステージを縦横無尽に動き回りながら振り切った演奏を聴かせる。「これからもこの4人で、変わらず最高のライブを用意してお待ちしています!次は4周年、NHKホールで会いましょう!」(汐見)。最後は全員で一斉にジャンプして曲を締めた。畳みかけるように「何億分の1を」で駆け抜けてステージを降りて行った。

 アンコールに応えてステージに戻った4人とバンドは、痛快無比なパーティーチューン「オヒメサマ?」で再び場内を沸騰させると、ステージ上手から下手へ4人が移動するのに合わせてフロアを扇動してウェーブを敢行。初めての試みだったそうだが、見事な一体感を作って見せた。記念撮影を行うと、汐見がMCへ。「世は“大 SNS 時代”。それはもちろん分かってるんですけど、でもやっぱりステージに立ってライブをする表現者である以上、一番雄弁であるのはステージの上であるべきだと私は思うし、たぶん4人も全員そう思ってると思います。yosugalaっていうのは4人だけじゃなくて、曲を作ってくださる方とか、いろんな人がいる。その人たちの労力も無駄にしないように、みんなを背負って頑張っていきたいと思いますので、これからもついてきてくれますか? 信じてるよ、みんな!」と表現者としての想いを吐露して大きな拍手を浴びた。

 「次が本当に最後の曲です。もうみんな何の曲かわかると思うんですけど、うちらが今から“せーの”って言うから、そしたらみんなが思ってる曲名を言ってください。行くよ! せーの!」と、メンバーと観客が同時に叫んだ曲名は、「indigo」。大合唱で曲が始まりクラップが巻き起こる胸熱なラストソングとなり、銀テープが盛大に放出される華々しいエンディングとなった。

 「リリースパーティーにお越しくださったみなさま、ありがとうございました。2026年もyosugalaは変わらず進んでいきますので、どうぞよろしくお願いします!」。4人はオフマイクで「ありがとうございました!」と叫んで感謝を伝えて、万雷の拍手に包まれて終演となった。メンバー、バンド、観客の心と体が1つになり大きなうねりを生んで未来への道しるべを見せた、非の打ちどころのない素晴らしいライブだった。

Text by 岡本貴之
Photo by Masayo

◎セットリスト
【yosugala Major Debut Release Party】
2026年1月17日(土)東京・EX THEATER ROPPONGI
1. ハルカカナタ
2. sailing!!
3. YOSUGAL伝説
4. 大大大大大感謝
5. アステリズム
6. エスカレート
7. 〇×ゲーム
8. コノユビトマレ
9. マスカレイドナイト
10. オトギパナシ
11. ソラノナミダ
12. きっかけ
13. 裸足のまま
14. aspiration
15. canvas
16. 宇宙旅行
17. Sparkle
18. 何億分の1を
EN1. オヒメサマ?
EN2. indigo

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