2013/10/11 18:54
トークを展開した種田陽平氏(左)と三谷幸喜氏
「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展~『清須会議』までの映画美術の軌跡、そして…~」のプレス内覧会が11日、東京都内で行われ、演出・脚本家で映画監督の三谷幸喜氏、美術監督の種田陽平氏が出席した。
本展は、種田氏が手掛けた映画美術と“三谷映画”の世界観を体感できるというもの。2人が組んだ『THE 有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』、最新作『清須会議』(11月9日公開)を中心に、映画撮影のセット製作の資料や、実際に使われた装飾、小道具や模型などが展示されている。
『清須会議』で初めて時代劇の監督に挑戦した三谷氏は「この映画を作ろうと思ったのは、『ステキな金縛り』を作っている最中に、スタッフの一人に『監督、時代劇は作らないんですか? 作りましょうよ』と言われたこと」ときっかけを明かした。「映画屋さんは時代劇が大好きなんです。全部作り物ですから、みんなで作るし入れ込み方も違う」と語った。
また、展示物の中で最も印象に残っているものを問われた三谷氏は『THE 有頂天ホテル』で使用したラッキーアイテムと呼ばれる人形を挙げ「展示したいから持ってきてくれと言われたけど手元になかった。宮沢りえさんが舞台『おのれナポレオン』で代役を務める際に、勇気づけようと貸したままだった」と語った。
「今日電話して大至急こちらに送ってくれと頼みました。実はまだ(会場に)ないんです。あげたつもりはなく、舞台が終わったら返してもらおうと思っていたんですけど。展示後(の人形の行方)はりえさんと相談します」と笑わせた。
エンタメ OVO
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