2025/12/12 14:30
リリースから50年が経った、クイーンによるロック・オペラ「Bohemian Rhapsody」。そのミュージック・ビデオのYouTube再生回数が20億回を突破し、同プラットフォーム史上もっとも古い“20億回到達曲”となった。
クイーンが、1975年に発表したアルバム『オペラ座の夜』からの6分間に及ぶリード・シングルは、バラード、ハードロック、幾重にも重なるコーラスを融合させた伝説的な大作だ。
ミュージック・ビデオが、楽曲リリースの必須要素になる前の時代、クイーンは演出家の故ブルース・ガワーズに依頼し、パフォーマンス・スタイルの映像を撮影した。冒頭では、メンバー4人が霞んだシルエットでイントロを歌い、その後、故フレディ・マーキュリーが白いフリル付きサテン衣装をまとい、グランドピアノに座って最初のヴァースを歌う姿へと切り替わる。
その後、MVは故マーキュリーがサウンドステージを歩き回る様子を追い、さらにブライアン・メイの伸びやかなギターソロへと移る。何百もの声が重なったようにコーラスが炸裂する場面で、故ガワーズはメンバー4人を6分割したフラクタル風の映像を重ね、続く「ガリレオ、ガリレオ」の箇所では故マーキュリーとロジャー・テイラーの歌唱をテンポよく切り替えて見せる。そして、スモークが立ち込めるステージ・パフォーマンスへと突入し、最後は故マーキュリーがピアノを奏で、テイラーが優しくゴングを打ち鳴らすシーンで幕を閉じる。
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