2025/11/26 16:10
アリアナ・グランデが、新章に向けてツアーのあり方を見直している。現地時間2025年11月24日に公開された米インタビュー・マガジンでのニコール・キッドマンとの対談で、アリアナは今後開催される【エターナル・サンシャイン・ワールド・ツアー】について語り、これまでの大規模な世界ツアーよりも意図的に小規模にする計画であることを明かした。
彼女は、「昔に比べたら公演数は少ないです。たぶん45公演ぐらいだと思います。それほど小さくはないんですが、少なくとも以前の半分ですね」と述べた。
この2026年のツアーは、今年リリースされ米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得したアルバム『エターナル・サンシャイン』を携えたもので、『ウィキッド』2部作の撮影のため音楽活動から離れていた彼女にとって、フルスケールのライブ・パフォーマンスへの本格復帰となる。彼女はこの期間について、名声、創造性、そして商業的成功に伴うプレッシャーとの向き合い方を大きく変えたと語っている。
「この数年で、音楽やツアーとの関係性を癒してきました」と彼女はニコールに語り、演技に取り組んだことで、ポップ・スターとしての活動に常について回った強い緊張感から距離を置き、純粋に創作する喜びと再びつながることができたと説明した。『エターナル・サンシャイン』については、自分のプロセスを作り直すことができたアルバムだと話し、「あれから距離を置いた時間によって取り戻せた部分があって、名声との関係に属していた感情を別の箱に収納できた気がします」と説明している。
また、『ウィキッド ふたりの魔女』と『ウィキッド 永遠の約束』でグリンダを演じた経験は、特にデビュー初期に感じていた不安を少しずつ癒す手助けになったと語る。「以前はあそこに少しトラウマのようなものがあったんですが、それが薄れていくのを感じています。それって本当に特別で美しいことなんです」と彼女は話した。
さらにアリアナは、公共の場でのコメントや批判との距離の取り方についても触れ、ネガティブな反応を抱え込むのではなく、今は瞑想に頼るようになったと語った。「そのやり取りって本当にアーティストの一部であるべきなのか」と彼女は疑問を投げかけ、「それとも、そんなものは私から遠く離れた箱にしまっておくべきなのか」と続けた。
【エターナル・サンシャイン・ワールド・ツアー】は2026年6月に米カリフォルニア州オークランドで開幕し、北米と欧州を巡り、8月下旬に英ロンドンで幕を閉じる予定となっている。
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