2011/01/17
AEROSMITHのフロントマン、STEVEN TYLERがトレードマークのカラフルなスカーフを巻いて今年初旬に長いバケーションを取ったとしても誰も咎めなかっただろう。彼は2009年にバンド仲間との関係を修復して、最近リハビリと長いツアーを終わらせたばかりなのだ。しかし、その代わりにTYLERはハードロックとはほど遠い『AMERICAN IDOL』の審査員となる契約を結んだ。TYLERとJENNIFER LOPEZ、RANDY JACKSONがいかに番組に息を吹き込むかという問題はさておき、彼自身は審査員として楽しくやっているといい、新しい音楽の伝説を発掘すると確信しているそうだ。
過去にこの番組を見ていましたか?
「そんなに見ていなかったし、以前は『こんなの何になるんだ?』って感じだったね。ファンではなかったよ。成功するためにはクラブから叩き上げて必死で頑張らなきゃダメだと思ってたんだ。でも、彼らが歌うのを見て『ちょっと待てよ。今までどこで歌ってたんだ?』って言いたくなったよ」
どうして印象が変わったんでしょう?
「参加者を見るうちに、教会で歌っていた人たちもいるって気がついたんだ。オレもそうさ。それにオフ・ブロードウェイで歌ってた人たちもいた。オレもそうだったよ。AEROSMITHに入る前にね。ろくに訓練も受けていないヤツらだと思ってたけど間違っていたんだ。オレは学食で歌っていて髪が長いからって殴られたりツバを吐きかけられたりしてたけど、そこで実力を見せてやったんだ。これはアメリカの学食なのさ」
審査員になることを最初に考えたのは?
「1年前にマネージャーに『こういうこともやってみたい』と言ったら、彼が探し始めたんだ。でも、オレは3ヶ月リハビリ入りしなきゃならなかったし、そこから出たらすぐ、日本の映画のための歌(『SPACE BATTLESHIP YAMATO』の「LOVE LIVES」)をMARTI FREDERIKSENとKARA DIOGUARDIと書かなきゃならなかった。すごいことだよ」
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