2013/09/30 16:00
11月13日、ゲストに元ニッポン放送代表取締役社長の亀渕昭信氏を招き、第二回ビルボード・ジャパン・カンファレンスが開催される。
第二回は、『オールナイトニッポン』のパーソナリティーも務めた亀渕昭信氏によって、当時のエピソードを交えながら、ラジオと音楽の歴史を辿っていく。その後、なぜラジオはテレビのカウンター・メディアにならなかったのか、さらにはストリーミングやネット・ラジオが出てきた今、亀渕氏が考える「ラジオの未来」とは何なのかが語られる。ライブゲストは、「シュガー・ベイブ」や、『Niagara Triangle Vol.1』に参加し、佐野元春やウルフルズなど、数多くのアーティストを手掛けた伊藤銀次氏。
第一回に続き、2人の“Living Legend”による貴重な対談や、ライブ・パフォーマンスとともに、ラジオの歴史と未来について、客席と一体になりながら考える一夜となっている。
◎イベント情報
Billboard JAPAN カンファレンス vol.02【僕らのラジオのつくりかた】
日程:11月13日(水)
時間:18時開場、19時半開演
会場:ビルボードライブ東京
料金:全席3000円
予約・お問合せ:ビルボードライブ東京 03-3405-1133
※指定席は電話予約のみ。その他の席は、電話・WEB同時受付
予約開始:CLUB BBL会員先行 10月3日(木) 一般発売 10月10日(木)
ゲスト:亀渕昭信 (ラジオ・パーソナリティ、日本民間放送連盟顧問)
聞き手:渡辺祐
ライブゲスト:伊藤銀次(シンガー& ソングライター/ プロデューサー/ アレンジャー)
企画構成:永田純
◎亀渕昭信
ラジオ・パーソナリティ、日本民間放送連盟顧問、
1942年北海道生まれ。64年ニッポン放送入社、番組制作を担当し、69年から『オールナイトニッポン』のパーソナリティーも担当。その後、制作部長、編成局長を歴任し、99年代表取締役社長に就任。
2008年退任後も、NHKラジオ第一「いくつになってもロケンロール」「にっぽん全国ラジオめぐり」などでパーソナリティーを務める。著書に「35年目のリクエスト」、「いくつになっても始められる男の料理教室(共著)」、「亀渕昭信のロックンロール伝」(同タイトルの50年代ヒット曲コンピレーションCDもあり)など。
◎伊藤銀次
1972年、大阪で結成したバンド“ごまのはえ”のシングル「留子ちゃんたら」で、キング/ベルウッドからプロ・デビュー。アルバムのプロデュースを依頼したことがきっかけとなって大瀧詠一と出会い、はっぴいえんどの解散コンサート「CITY - LAST TIME AROUND」(1973年9月21日@文京公会堂)に“ごまのはえ”から改称した“ココナツ・バンク”として出演するが、ほどなく“ココナツ・バンク”は解散。その後一時期、山下達郎、大貫妙子、村松邦男らと共に"シュガー・ベイブ"に在籍し、名曲「DownTown」を山下達郎と共作、また大滝詠一、山下達郎と共に『Niagara Triangle Vol.1』に参加。りりィのバイバイ・セッション・バンドを経て、1977年に初のソロ・アルバム『Deadly Drive』をワーナーからリリース。
その後はアレンジャー/プロデューサーとして沢田研二、アンルイスなど数々のアーティストを手掛ける傍ら、1980年には佐野元春と出会い、彼のバンド“The Heartland”のギタリストとしても活動し、初期の元春サウンドの確立に貢献する。1982年にはソロ・アーティストとしてポリスターと契約(後に原盤はソニーに移管)、『Baby Blue』『Sugar Boy Blues』『STARDUST SYMPHONY '65-'83』など、7枚のアルバム(ミニ・アルバム含む)をリリース。その後1986年に東芝EMIへ移籍し『GET HAPPY』『山羊座の魂』など5枚のアルバムをリリース後、Ki/oonに移り『LOVE PARADE』を発表。この間、バンド・ブームを牽引したTV音楽番組「イカすバンド天国」の審査員としてお茶の間にも知られるようになる。1990年代以降はプロデューサーとしてウルフルズ、ザ・コレクターズ、七尾旅人などの作品を手掛け、特にウルフルズは大ヒットを記録。2003年には幻のバンド“ココナツ・バンク”の再結成とアルバムをリリースし、話題となる。2007年からはソロでの全国ツアーを展開し、「I STAND ALONE」という弾き語りライヴも各地で開催、好評を得る。また杉真理らとの“マイルドヘヴン”や、L⇔Rの黒沢秀樹との“uncle-jam”など新たなバンド/ユニット活動も開始。デビュー40周年となる2012年には、ベスト・アルバム 『伊藤銀次 GOLDEN☆BEST~40th Anniversary Edition~』をリリース。その他、ネット・ラジオ・プログラム「POP FILE RETURNS」など、幅広く活躍中。
◎渡辺祐
エディター/ライター 1959年神奈川県出身。編集プロダクション、ドゥ・ザ・モンキー代表。80年代に雑誌「宝島」編集部を経て独立。以後、フリーランスの編集者/ライターとして活動。またテレビ「タモリ倶楽部」などにも出演、FM局J-WAVEでは土曜午前の番組ナヴィゲーターも務めている。音楽、カルチャー全般を中心に、落語、食、酒など守備範囲は幅広い。自称「街の陽気な編集者」。
◎永田純
1958年東京生まれ。細野晴臣、坂本龍一、野宮真貴、たま、テイ・トウワ、レ・ロマネスクなどのプロジェクトに関わって来た音楽エージェント/ プロデューサー。“ひとり立ちするミュージシャンのためのパブリック・エージェント”一般社団法人ミュージック・クリエイターズ・エージェント代表理事、有限会社スタマック代表、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部講師。著書に「次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル」。
More info:http://p.tl/OPTJ
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