2013/09/25 15:25
エンターテインメント界を牽引する演出家 宮本亜門が上演を熱望してきた『メリリー・ウィー・ロール・アロング』。その製作発表会が9月24日 都内某所で行われ、キャスト陣が登壇した。
今回登壇したのは、宮本亜門をはじめ、主演の小池徹平、柿澤勇人、ラフルアー宮澤エマ、ICONIQ、高橋愛。初のミュージカル出演となるICONIQは、妻子あるフランクを誘惑するブロードウェイ女優 ガッシー役を演じることについて「ガッシーは非常に自信に溢れていて、自分のほしいものは全て手に入れようとする傲慢な人ですが、何かを得たいと思う気持ちの強さや、欲望に向かっていく野心、何より自分自身にとても素直である一面は魅力的だと感じています。そんなガッシーもフランクに恋をしたときには、人間らしさ、女性らしさを持っていると思っていますので、稽古を通してガッシーにもっと近づき、力強さの中の女らしさをもつ彼女の魅力を表現できるよう頑張りたいと思います」と、コメント。
同世代キャストとの稽古場の雰囲気について聞かれると、「演出の宮本亜門さんが、緊張した稽古場を、皆がリラックスして臨める環境を作ってくださる方で、一人一人の個性を引き出してくださるだけでなく、まだ出し切れていない内に潜んだ感情までも引っ張りあげてくださるので、楽しく、そして刺激し合える稽古場になっていると思います。特にキャストの皆さんは同世代なので、みんな和気あいあいとやっていますよ!」
また、日本オリジナルキャストとして日本語楽曲を初披露した彼女は、「英語の楽曲を日本語で歌うことに最初は違和感もありましたが、この歌詞の素晴らしさを知り、日本語歌詞で歌うこの曲の良さを今では感じています。特に歌唱した「メリリー・ウィー・ロール・アロング」は、この作品のテーマである『何があっても、それでも前へ進む』という強い意志をのせた楽曲で、若い人たちの心に響くメッセージが込められていると思います。ぜひ同世代の若い人に聴いてもらいたいです」と語った。
なお、本公演は、11月1日から17日まで東京 銀河劇場。12月6日から8日まで大阪シアタードラマシティにて上演される。
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