2025/08/12 12:00
全世界オープニング興収2億1,800万ドル(約322億6,400万円)のスタートを切ったマーベル・スタジオによる『ファンタスティック4』シリーズの第1作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が公開を迎えた。揺るぎない家族の絆で悪に立ち向かう“ファンタスティック4”の胸アツドラマ、細部まで作りこまれた1960年代を思わせるレトロフューチャーな世界観を盛り立てているのが、2009年公開の映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のスコアを作曲したマイケル・ジアッチーノによる劇中音楽だ。
『カールじいさんの空飛ぶ家』で【アカデミー賞】、【ゴールデングローブ賞】、【BAFTA賞】、【放送映画批評家協会賞】、そして2つの【グラミー賞】を受賞したジアッチーノが手がける音楽を劇場で堪能した観客たちからは、「『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の音楽、心にぶっ刺さった」「メインテーマめちゃくちゃ良くてリピートしてる」「マイケル・ジアッチーノの劇伴がレトロフューチャーな世界観をめちゃくちゃ際立たせていて脱帽」「キャラクターの感情が音楽でも表現されていて最高」「音楽は今まで観てきたMCUの中で1番好きかもしれない! 音楽きいただけで鳥肌が立った映画は初めてかも」「耳に残って良い感じ。ヒーロー映画はこうでないと!」といった声が寄せられている。
映画音楽の巨匠の起用について、マット・シャクマン監督は「多様なトーンを繊細にバランスさせることのできる、幅広い表現力を持つ作曲家が必要だった。それに、“ファンタスティック4”自身のように唯一無二で記憶に残るテーマを創造する才能を持った人物も必要だったんだ。そこで最初に頭に浮かんだのがマイケル・ジアッチーノで、彼以上に適した人はいないとさえ思ったよ」と説明。「彼は『カールじいさんの空飛ぶ家』と『インサイド・ヘッド』で私の心を打ち砕き、『スター・トレック』『Mr.インクレディブル』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で私を興奮させた。ユーモアから心温まるシーン、アドレナリン全開のアクションまで、彼にできないことはない」とも話す。
本作の劇伴については、「彼の仕事は、最初から最後まで素晴らしかった。魂を注ぎ込んで、本当に記憶に残る壮大なスコアを作り上げてくれたんだ。彼の音楽は、観客たちと映画の世界を結びつける秘密の調味料。彼のスコアを聴いていて飽きることは一切なかった」と熱弁している。
一方のジアッチーノは劇伴について、「感情的で希望に満ちており、少し懐かしさを感じる。トーンはディズニーランドのエレクトリカルパレードと『ライトスタッフ』のミックスのようなもの」と独自の目線で語っている。
◎公開情報
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
全国公開中
監督:マット・シャクマン
キャスト:ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.
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