2013/09/18
少なくとも12名の犠牲者を出したワシントンの海軍施設での銃乱射事件を受け、ホワイトハウスは9月16日に予定していたラテンミュージックを称える番組の収録を延期した。
「ワシントン・ネイヴィ・ヤードでの悲劇的な事件を踏まえ、被害者やご家族に敬意を表し、『ムジカ・ラティーナ』を延期します」との発表があったのは、ホワイトハウスのイーストルームで同イベントを開始する予定時刻のおよそ1時間半前だった。
『ムジカ・ラティーナ:イン・パフォーマンス・アット・ザ・ホワイトハウス』の新しい日程は今のところ発表されていない。
オバマ大統領とミシェル夫人と共に、グロリア・エステファン、ロメオ・サントス、リラ・ダウンズ、マルコ・アントニオ・ソリス、ナタリー・コールらのミュージシャンたちが、数十年続く同番組の最新回を収録する予定だった。同コンサートは、1か月に渡りヒスパニックやラテン系アメリカ人の合衆国への貢献を称える【ヒスパニック文化遺産月間】のスタートを飾るもの。様々なスタイルのラテンミュージックを紹介することになっており、他にリッキー・マーティンやプリンス・ロイス、アルトゥーロ・サンドヴァルなどの出演も予定されていた。
16日早く、ミシェル夫人は「ラテンミュージックはビートもリズムもたまらなく魅力的で、大統領もノリノリになるでしょう」と話していたものの、犠牲者が増え、同市での他の行事が延期されるにつれ、番組収録の見通しは立たなくなってきている。
2009年のオバマ大統領就任以来、同番組ではスティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、キャロル・キング、バート・バカラック、ハル・デイヴィッドらの音楽をはじめ、ヒスパニック音楽、公民権運動時代の音楽、モータウン、ブルース、メンフィス・ソウル、ブロードウェイ・ミュージック、カントリー・バラードを称えてきた。
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