2013/08/29
10月12日に全国公開となる映画『陽だまりの彼女』の完成披露イベントが六本木ヒルズアリーナにて開催され、主演となる松本潤と上野樹里に加え監督の三木孝浩が登壇し、制作秘話や作品の見どころを語った。
六本木ヒルズアリーナには映画のタイトルにちなんだ巨大円形の“陽だまり”カーペットが敷かれ、松本と上野の2人が登場すると、幸運な約1,000人のファンから張り裂けんばかりの黄色い声援が贈られた。
松本は「三木監督は気に入ったカットが撮れるとすごく嬉しそうにニヤニヤしていて、その表情が印象的でした。そのニヤニヤが見たくて一生懸命頑張りました。」と、撮影エピソードを披露し、上野も「撮影中に以前お世話になった監督さんはじめ、沢山の方が遊びにいらっしゃてくれて、そんな現場が初めてだったので改めて“映画っていいな”と思いながら撮影していました。」と笑顔を浮かべた。三木監督も「素敵な2人のシーンで僕が楽しんだ感じを早く皆さんにお届けしたいですね。」と撮影したカットに自信満々の様子。
また、新人営業マンの鈍感男子というこれまでと違った役柄に挑んだ松本について三木監督は「これまで松本君がやってきたドラマや芝居を見たんですが、もちろんカッコよいですし、強くて、ツンデレなところもあったりして(笑)でも、バラエティーなどで拝見した時に、ふと見せる自然な笑顔だったり、共演者を気遣うやさしさだったりをこれまで芝居で演じていないんじゃないかと思っていて。実はファンが見たい松本潤はそれなんじゃないかと。」とキャスティングについて説明。会場から大きな拍手と歓声が沸くと松本も「ありがとうございます。」と感謝。
作品が中学時代の同級生との再会から描かれるラブストーリーとあって、中学時代の話を聞かれると、松本は「中学1年でジャニーズ事務所に入って、歌と踊りを初めて、先輩たちといるのも楽しかったし、音楽やファッションなど知らない世界に触れはじめた時期で刺激的でした。でも僕はその頃身長が150cmくらいしかなくて、中2なのに10歳の役とかやってました(笑)」と振り返り、上野も「私も中学生からオーディションを受け始めていた時期でした。」と芸能界入りのきっかけを話した。三木監督は「僕はぼけーっとしてましたね。恋愛も興味なしでバカしてました。」と語ると松本も「劇中の2人は羨ましいですよね。3人は甘酸っぱい思い出が無いので想像で作りました。」と会場を沸かせた。
この日は三木監督の誕生日とあって祝福ムードとなるも、翌日に誕生日を控える松本のファンを前に「なんで今日なんだよ。」と複雑な表情。松本は「20代最後の日です。」と照れた表情で歓声に応えた。
イベントの後には完成披露試写会も開催。上映前に3人が舞台挨拶に登場し、使用される音楽についても語られた。主題歌には山下達郎が完成した作品を見て書き下ろした新曲「光と君へのレクイエム」が提供され、三木監督は「歌詞を見ると、物語を連想する部分がいっぱい出ていて、本当に愛して書いて下さったのが伝わって凄く嬉しかったです。」と喜びを語った。
また、劇中にはビーチボーイズの「素敵じゃないか」が重要な楽曲として使用されており、この楽曲を流しながら撮影したという。上野は「この映画をきっかけに知ったんですが、朝起きて、この曲を聴いて歌っていました。楽しい撮影になればいいなと思いながら。」語り、松本も「映画を観終わってスキップしながら帰りたくなるイメージです。」と映画とのマッチングについて話した。3人は先日のビルボードライブで開催されたビーチ・ボーイズ来日公演も観覧しており、上野は「盛り上がり過ぎて、みんなに“前で踊れば?”と言われちゃいました(笑)」と語った。
映画『陽だまりの彼女』は10月12日に全国公開。累計発行部数70万部を超える“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”「陽だまりの彼女」(新潮文庫刊)を、大ヒット作『ソラニン』『僕等がいた』を手掛けた恋愛青春映画の名手・三木孝浩監督が映画化。『花より男子ファイナル』以来、5年ぶりの映画出演となる松本潤が主人公・浩介を、そして『のだめカンタービレ 最終楽章 前・後編』以来、3年ぶりの映画出演となる上野樹里がヒロイン・真緒を演じる。
物語のキーとなるビーチボーイズの「素敵じゃないか」はこの映画化を記念して、ミニ・アルバムが8月7日にリリースされている。
『素敵じゃないか』
2013/08/07 RELEASE
TOCP-71597 1,000円(tax in.)
<収録曲>
01.素敵じゃないか(アルバム『ペット・サウンズ』収録)
02.グッド・トゥ・マイ・ベイビー(アルバム『トゥデイ』収録)
03.ディードリ(アルバム『サンフラワー』収録)
04.神のみぞ知る(アルバム『ペット・サウンズ』収録)
◎映画公開情報
『陽だまりの彼女』
10月12日(土)全国東宝系ロードショ―
出演:松本潤 上野樹里
監督:三木孝浩
原作:越谷オサム『陽だまりの彼女』(新潮文庫刊)
脚本:菅野友恵、向井康介
音楽:mio-sotido
テーマソング:ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」
製作:アスミック・エース 東宝 ジェイ・ストーム アミューズ
公式サイト:hidamari-movie.com
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