2013/08/28 18:44
映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(原題:The Help)の監督でお馴染みのテイト・テイラーが8月26日、秋からジェームス・ブラウンの伝記映画を制作すると発表した。
「すべてミシシッピで撮影を行なう。フランスのパリやベトナムのシーンもミシシッピで撮るんだ」とテイラーはミシシッピ州のジャクソンにあるミシシッピ・コロシアムで話しており、同所でも撮影を行なうとしている。
11、12月にはテイラー宅の近くであるミシシッピ川沿いの町ナチェズで、1、2月には彼の育った州都ジャクソンでそれぞれ撮影するという。
ブラウン役は来週中に分かるそうだが、テイラーは「役に見合う人がなかなかいないんだ」とし、有名な俳優よりむしろあまり知られていない人を選びたいとしている。
監督はテイラーが務め、プロデューサーはミック・ジャガーとブライアン・グレイザーが務める。テイラーは、「ジェームス・ブラウンは、人の動きを初めて画期的に崩した本物のダンサーだ。それに敬意を表してきたミック・ジャガーが仕上げたのさ」と話している。
なお、テイラーと共に制作発表に参加したミシシッピ州知事のフィル・ブライアントは、同プロジェクトで雇われた州住民への報酬に対し最高30%のインセンティブを州が提供すると発表した。しかし、映画はまだ企画段階のため何ドルぐらいになるかは不明としている。
2006年に死去したジェームス・ブラウンは、サウスカロライナ生まれのジョージア育ちで、“ショービジネス界一の働き者”であり“ソウル・ミュージックのゴッドファーザー”として有名だ。同映画ではブラウンが5歳の時から1993年ぐらいまでを描くというが、テイラーは詳しい説明を避けている。
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