バッド・バニーが、俳優オーブリー・プラザとマイケル・シャノンと共演するリッツ・クラッカーの【スーパーボウル】CMで、笑顔を輝かせている。しかし、彼のポジティブな姿勢と陽気な性格は、米ユタ州の塩湖にある「リッツ・ソルティ・クラブ」では場違いなものとなってしまう。なぜなら、誰もが“塩対応”なラウンジだからだ。

　CMは、プラザとシャノンがラウンジに入るシーンから始まる。「まさに私たちの居場所ね」とプラザは話し、スマホに夢中のティーンや、不満げな料金所の係員など、ラウンジの人々を見渡す。

　「俺が笑うと、人はバグったかと思うんだよ」とシャノンが続けると、「私は月曜日を擬人化したようなものよ」とプラザがリッツ・クラッカーを食べながら返す。

　すると、バッド・バニーが満面の笑みでラウンジに登場。「これ、美味しいよね？」と壁に貼られた「笑顔禁止」のサインを無視しながらスペイン語で2人に話しかける。

　モンデリーズ社のビスケット部門シニア・バイスプレジデント、ターニャ・バーマンは声明で、「【スーパーボウル】はブランドを新たな高みに押し上げる特別な機会です。私たちはこれまでにない形で参加し、ユーモラスなアプローチで最大の舞台に挑みます。それが全国のお菓子好きの話題になることを願っています」と語った。

　このCMは昨年11月に米ニューヨークで撮影され、現地時間2月9日の【スーパーボウル】第1クォーター中に放映された。今年の【スーパーボウル】では、カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスが対戦し、【グラミー賞】を受賞したケンドリック・ラマーがハーフタイム・ショーを担当した。