Billboard JAPAN


NEWS

2013/08/23

ルーク・ブライアン 初動52万枚の驚異的なセールスで全米No.1獲得

 カントリーシンガー、ルーク・ブライアンの4作目のスタジオアルバム『クラッシュ・マイ・パーティー』が、52万枚と驚異的な初動枚数を獲得しNo.1デビューを果たした8月31日付アルバムチャート。

 2013年度では、4月6日付でNo.1デビューを果たしたジャスティン・ティンバーレイクの『20/20 エクスペリエンス』の97万枚、7月27日付の首位、ジェイ・Zの『マグナ・カルタ...ホーリー・グレイル』の53万枚に続く初動枚数で、カントリーアルバムとしては昨年の10月に1週で120万枚をセールスして大ヒットした、テイラー・スウィフトの『レッド』に続く記録となった。ルーク・ブライアンにとって、Billboard200でのNo.1獲得は本作が初めてで、前作『テイルゲイツ&タンラインズ』の2位が最高位であったが、本作で記録を更新した。その『テイルゲイツ&タンラインズ』は、2年前にリリースされたにもかかわらず、今週のアルバムチャートでは、この『クラッシュ・マイ・パーティー』の大ヒットを受け、16位まで再浮上している。カントリーチャートでは、『テイルゲイツ&タンラインズ』に続く連続首位獲得となり、2作連続のミリオンセールスも間違いなさそうだ。本作からの先行シングル「クラッシュ・マイ・パーティー」(最高位18位)は22位に、アルバムリリースと共にリリースされた2ndシングル「ザッツ・マイ・カインド・オブ・ナイト」は、今週16位にデビューしている。

 2位も初登場。メンフィス出身の女性R&Bシンガー、キンバリー・ミシェル・ペイトことK・ミシェルのデビューアルバム、『リベリアス・ソウル』が7万枚をセールスし2位デビューと大健闘した。これまでもR.ケリーやボビー・バレンティーノ等の作品に携わるなどでその名を知らしめてきた彼女だが、満を持して名門レーベル アトランティックよりリリースされたこのデビュー作が、いかに注目度が高かったかをこの売上げが物語る。本作には、デビューのキッカケともなったR.ケリーや、ミーク・ミルがゲスト参加している。

 以下、今週TOP10入りを果たしたアルバムはなかったが、9位のイマジン・ドラゴンズ『ナイト・ヴィジョンズ』は今週で登場50週を迎えミリオンセールスに認定された。また、同時にジェイ・Zの『マグナ・カルタ...ホーリー・グレイル』(6位)も、ミリオン認定となった。

 TOP10以下では、15位にパラシュートの『オーバーナイト』が初登場。米バージニア州、シャーロッツビル出身のロックバンドの2年ぶりとなる3作目のスタジオアルバムで、前作『ウェイ・イット・イズ』を上回る好セールスを記録して、自己最高位を獲得した(ロックチャートでは最高位7位を記録)。21位には、ウォッシュト・アウトの『パラコズム』がデビュー。2011年にリリースされたデビュー作『ウィズイン・アンド・ウィズアウト』から2年ぶりの新作で、前作の最高位26位を上回る最高位を獲得した。先行シングルとしてリリースされた「イッツ・オール・フィールス・ライト」のアニメーションのビデオが話題を呼び、前作に続き本作も傑作だと高評価を得ている。

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  3. 3

    【先ヨミ・デジタル】JIN『Happy』がDLアルバム首位走行中 NEXZ/Aile The Shotaが後を追う

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

HOT IMAGES

注目の画像