2024/12/27 11:15
カントリーからポップ界へクロスオーバーした2大スターのテイラー・スウィフトとドリー・パートンによるコラボレーションが実現するのか、多くのファンが注目している。
その発端は、パートンが、スウィフトの公式インスタグラム・アカウントをフォローしたことに、エンタメ・サイトのUproxxや多くのファン・アカウントが気付いたことだ。この些細だが気になる動きが、パートンとスウィフトがスタジオ入りする準備をしているのではないか、あるいは『テイラー・スウィフト(テイラーズ・ヴァージョン)』にパートンが参加するのではないか、という憶測を呼んでいる。
あるスウィフトのファンは、「ドリーが、(スウィフトの)デビュー作の“テイラーズ・ヴァージョン”に参加することになったら、一生この話題について語り続ける!」と投稿。また別のファンは、「ドリーがデビュー作の“テイラーズ・ヴァージョン”に参加してるなら、私は一生立ち直れない。人生で最高の出来事になる!」と興奮をあらわにした。さらには、「ドリーがデビュー作の“テイラーズ・ヴァージョン”に参加するなら、その後の自分の行動に責任を持てない」と書き込むファンもいた。
“テイラーズ・ヴァージョン”は、スウィフトが2021年以降取り組んできた初期の6作を再録音するプロジェクトの一環で、『テイラー・スウィフト(テイラーズ・ヴァージョン)』は残りの2作のうちの1つとなる。もう1作は、2017年の『レピュテーション』だ。これまでに『フィアレス』(2008年)、『スピーク・ナウ』(2010年)、『レッド』(2012年)、『1989』(2014年)の再録版がリリースされている。
スウィフトのセルフタイトルのデビュー・アルバム『テイラー・スウィフト』は、2006年にリリースされ、彼女のディスコグラフィーの中で最もカントリー色の強い作品のため、カントリー界のレジェンドの一人であるパートンに協力してもらうのは、理にかなっている。
スウィフトは、これまでもテイラーズ・ヴァージョンの“フロム・ザ・ヴォルト”でさまざまなアーティストとデュエットしてきた。たとえば、『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』ではキース・アーバンと「That's When」、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』ではフィービー・ブリジャーズと「Nothing New」、『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』ではパラモアのヘイリー・ウィリアムスと「Castles Crumbling」でタッグを組んでいる。
さらに、パートンとスウィフトは以前からお互いのファンであることを公言している。2023年11月、スウィフトは、米ザ・ハリウッド・レポーターのインタビューで、「ドリーは、私たちの業界における進化と変革の象徴ですが、それを遊び心たっぷりに平然とやってのけています。彼女のユーモアのセンスといたずらぽさは、私が彼女の好きなところなのは間違いありません。というのも、シリアスなアーティストでライターの女性でありながら、それを大いに楽しみ、人々を笑わせ、あらゆるジョークに参加することができる存在であることを、世間に納得させているからです」と語っていた。
一方、パートンも翌年9月の米バラエティとのインタビューで、スウィフトについて、「彼女がキャリアで成し遂げていることは素晴らしいです」と述べ、「いかにビジネスや私生活を管理し、多くの若者にインスピレーションを与えてきたかという部分で尊敬しますし、彼女は本当に素晴らしいインスピレーションです」と称賛していた。
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