Billboard JAPAN


NEWS

2010/11/30

■MIRANDA LAMBERT■ カントリー最大の祭典で見事なパフォーマンスを披露

授賞式でのパフォーマンスは最新シングルを披露してプロモートするもの、というのが一般的通例だが、11/10に行なわれたカントリー・ミュージック・アソシエーション(CMA)アウォードで、27歳の誕生日らしく装ったMIRANDA LAMBERTは2009年のアルバム『REVOLUTION』からJOHN PRINEの「THAT’S THE WAY THE WORLD GOES ROUND」を力いっぱい演奏した。

彼女のキャリアと同様、そのパフォーマンスもアティテュードが重要であり、ナッシュビルのブリッジストーン・アリーナの観客もTVで見ていた3300万人の視聴者も大いに盛り上がった。

CMAは「カントリー音楽最大の夜」とされるが、LAMBERTにとっても最大の夜だった。彼女は9部門にノミネートされ、アルバム・オブ・ザ・イヤー、最優秀女性ボーカリストなど3部門を獲得した。さらにヒット曲「THE HOUSE THAT BUILT ME」の作曲者、TOM DOUGLASとALLEN SHAMBLINはソング・オブ・ザ・イヤーを獲得、彼女の婚約者のBLAKE SHELTONは最優秀男性ボーカリスト賞を獲得した。LAMBERTは自分にとっておそらく今までで最高の誕生日だったという。

CMAのおかげで『REVOLUTION』のセールスが急増し、その翌週のBILLBOARDカントリー・アルバム・チャートで12位から6位に上昇。29,000枚売れて137%のアップになった。彼女のこれまでのアルバムも50%アップ。デジタル・ソング・セールスは93,000件で136%の上昇を見せた。全部合わせるとLAMBERTは500万以上のデジタル・トラックを売り上げている。

突然大注目を浴びることになったテキサス生まれのシンガー・ソングライターだが、10代の頃からバーで経験を積み、2005年に1STアルバム『KEROSENE』でタフな面を見せつけていた。

「みんなが私に『今年は君の年だね』って言ったから『だといいわね。それがどんな意味かはわからないけど』って思ってた。たしかに2010年は私の世界をすごく変えた。私ももう27歳。音楽で生計を立てて10年で、突然レベルががらっとアップしたのを感じるの。これまではゆっくり確実に、って感じで、私はこの世界にずっといたいと思ってるから、それはそれでいいんだけど。でも、突然ギアが入っちゃった感じ。10年間の仕事がまさに今花開いてるのよ。なんだかクレイジー」

ミランダ・ランバート その他の画像・最新情報へ

関連記事

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員

  2. 2

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  3. 3

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  4. 4

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  5. 5

    【米ビルボード・アルバム・チャート】ATEEZ『GOLDEN HOUR : Part.2』首位、リンキン・パーク/JINがTOP5デビュー

HOT IMAGES

注目の画像