Billboard JAPAN


NEWS

2013/08/09

ドラッグバラードで物議醸すEl Komander、「俺は規則を愛してる」

 ドラッグ・カルチャーの賛美曲を歌うことを禁じる条例に従い、メキシコの都市チワワの当局が“El Komander”ことAlfredo Riosの7月27日のコンサートにおけるプロモーターに対し、10万ペソの罰金を科したと先日伝えたが、銃や暴走車、コカインの登場するEl KomanderのミュージックビデオがYouTubeで数百万回の再生数を得ているなか、本人は自らの責任を否定した。

 彼はプエブラで行なわれた記者会見にて、「“El Komander”は規則を重んじるからどこにでも行く。それが市でも、州でも、どんな所のルールでもだ。もし“これを歌うな”と言われたら歌わない。俺たちには歌って楽しむ曲がたくさんあるが、俺たちを嫌うヤツらは嫌うのさ。でも、どこに行っても歌いたいからルールに従うんだ」とレポーターたちに話した。

 のちにユニビジョン・ニュースに話したところによると、彼はステージに上がる前、コンサート・プロモーターと共にセットリストを見直したとのことだ。

 しかし、彼は“El Komander”の歌詞について悪びれる様子もない。メキシコ・シティでのプロモーション・イベントにて、彼はユニビジョンに対し「オレの音楽に意図はない。ただのメキシコ音楽さ」とコメント。同所にいた彼のファン達は警備員と殴り合いを始めた。

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  3. 3

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  4. 4

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  5. 5

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

HOT IMAGES

注目の画像