2013/08/09
先月行なわれたBETネットワークのプレ・アワード・ショーにて、女性にみせることを控えるよう指示されたという性同一性障害のファッション・ライター、B.スコットが、差別、不当解雇、精神的苦痛を理由に、同社の親会社を相手取り訴訟を起こした。
ファッション・ブロガーのB.スコット(本名Brandon Sessoms)は先月の【BETアワード】にて、衣裳をより地味なスーツに替え、ロングヘアをポニーテールで後ろに束ね、ヒールを履かないように言われたとし、BETの親会社バイアコムに対して250万ドルの損害賠償を求めている。また、彼はBETの要求に応じたにも関わらず、他の記者に替えられてしまったそうだ。
B.スコットはステートメントにて、「はっきりさせましょう。私は、公の場での謝罪と、費やした時間、屈辱、そしてこれら全ての状況によって被った精神的苦痛に対する正統な報いを求め、BETとバイアコムに対し訴訟を起こしています」と述べている。
なお、BET側は今回の一件を“誤解”としており、どんなに“過失”であっても残念だとのステートメントを先月発表している。
同訴訟は8月7日、ロサンゼルス高等裁判所に申し立てされた。
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