SUSAN BOYLEの『THE GIFT』が335,000枚（5％アップ）を売り、販売数を増やしてBILLBOARD
200で2週目のナンバーワンを獲得した。1週目の売り上げは318,000枚だった。

発売2週目で売り上げを増加させたナンバーワン・デビュー・アルバムはJUSTIN BIEBERの『MY WORLD 2.O,』以来。このアルバムは4/17に前週の283,000枚から291,000枚に売り上げを3％アップさせた。このときはイースター商戦の最中だったことが影響したようだ。しかし、第2週目はUSHERの『RAYMOND V RAYMOND』(239,000枚)に1位の座を奪われて2位に甘んじた。

おそらく『THE GIFT』がユニークな魅力を持っているので2週目も勢いが維持できるのだろう。『GIFT』のターゲットである年配の消費者はアルバムの発売日に左右されず、もっとノンビリしたペースで音楽を購入する傾向がある。それゆえずっと堅調な売り上げが維持できるのだ。また、クリスマスをテーマにしたアルバムなので、これからクリスマスに向かってさらなる売り上げが期待される。

元『BRITAIN’S GOT TALENTE』の候補者だったBOYLEに続いて2位につけたのは10歳の『AMERICA’S GOT TALENT』の出場者、JACKIE EVANCHOの『O HOLY NIGHT』（239,000枚）だ。4曲入りEPでパフォーマンスを収めたDVDつきで8ドルというお買い得価格になっている。

トップ10内のもうひとつのクリスマス・アルバムは8位に入った『GLEE』のキャストによる『CHRISTMAS ALBUM』(161,000枚)。1993年1/2に4枚のアルバムがチャートインして以来、こんなにもたくさんのクリスマス・アルバムがトップ
10に入ったのは初めてのことだ。