2010/11/24
BEATLESの売り上げのイニシャル数が出た。アップルによると、BEATLESのカタログが11/16に入手可能になって以来世界中のiTunesでアルバムは45万、個々の歌は200万売れたという。アメリカでもっとも売れたアルバムは『ABBEY ROAD』で、もっとも売れた曲は「HERE COMES THE SUN」だった。
調べによると、アメリカでのアルバム・セールスは119,000枚で、その中には13,000のデジタル・ボックス・セットも含まれる。一方個々のデジタル・トラックの売り上げは140万に達している。デジタル・ボックス・セットには13枚のスタジオ・アルバム、2巻の『PAST MASTERS』コンピレーション、コンサート・フィルム『LIVE AT THE WASHINGTON COLISEUM, 1964』が含まれている。119,000というアメリカのアルバム・セールスにはひとつのボックス・セットが1枚として数えられているが、アップルの世界中のアルバム・セールスの統計ではひとつのボックス・セットが複数のセールスとしてカウントされている。
BEATLESのiTunesへのデビュー週間を他のアーティストと比べてみよう。2007年にLED ZEPPELINのカタログがデジタル・デビューしたとき、アメリカでのデジタル・アルバムのセールスは47,000ユニット(その中にはその週に売り出された2巻のコンピレーション『MOTHERSHIP』の売り上げ、33,000も含まれていた)また、個々のトラック・セールスは総計30万だった。
こうした数字はデジタル・ミュージックの購買客が、これまで買えなかった作品が発表されるのを固唾を呑んで見守っていたわけではないことを表している。LED ZEPPELINの全カタログのデジタル・トラック・セールスは30万だったが、EMINEMの「NOT AFRAID」はデジタル・トラック1曲だけで379,000ユニットも第一週に売り上げているいのだ。
今年のスーパースターの第一週のデジタル・トラック・セールスはタイトルごとに10万~30万で、デジタル・アルバム・セールスは4万からTAYLOR SWIFTの大ヒット3RDアルバム『SPEAK NOW』の278,000までと幅広い。
BEATLESのiTunesデビューは強力なマーケティング・キャンペーンを伴って行なわれた。
インターネット広告やTVスポットの他、新聞の一面広告なども展開され、BEATLES/iTunesのキャンペーンが市場大暴落の風向きを変えるのではないかと期待されている。
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