2013/07/29
フランク・オーシャンが喉に問題を生じたとして、ソールドアウトとなっていたオーストラリア・ツアーを初日の夜にキャンセルした。医者にみせたところ声帯に傷がついているのが分かったという。
人気上昇中のR&Bシンガーであるオーシャンは、7月25日の夜にメルボルンのフェスティバル・ホールでオーストラリア・ツアーを開始したものの、上手くいかなかったようだ。
ツアー・プロモーターのライブ・ネイションは、26日の同じ会場での公演を見送ったほか、シドニーのホールデン・パビリオンで予定していた29、30日の2公演もなくなったと発表。28日の野外音楽フェス【スプレンダー・イン・ザ・グラス(Splendour in the Grass)】の出演も取りやめたようだ。
同プロモーターは声明にて、「昨夜のコンサートの後……そのコンサート中にフランク・オーシャンが声に問題を感じたため、医師の診断を受ける必要がありました。その後、声帯の一部に小さな傷があることが確認され、医師から喉を休めるようにとアドバイスを受けました」と述べている。
ライブ・ネイションによると、4つ目の公演は最初の3公演が“わずか数分”で完売した際に追加されたという。
オーシャンのミニ・ツアーは、出演を予定していたバイロンベイ 東海岸のビーチタウンでの“スプレンダー”フェスを中心に計画されていた。同フェスティバルのスポークスパーソンは、「既に盛りあがりを見せているスプレンダーにおいて、イベント自体にとっても多くのファンにとっても非常に残念なニュースだ」と話している。
オーシャンは初日の夜のパフォーマンスで著しく音程を外しており、「フォレスト・ガンプ」を披露している最中には観客に向かい、「調子が悪いんだ……気になるか分からないけど」と隠さず打ち明けたようだ。
同ステージをアンコール無しで引き上げたオーシャンは、場内が明るくなる前、「あんまりしゃべりたくないけど、みんなには本当にお礼を言いたい」との言葉を送ったという。
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