2013/07/26 11:00
2週目にして13万枚という、初動枚数同等のセールスをマークした『マグナ・カルタ...ホーリー・グレイル』。既に約70万枚近いセールスを記録していて、ミリオン・アルバムに輝くことは間違いなさそうだ。先行シングル「ホーリー・グレイル」も引き続き8位に停滞中で、アルバムから3曲がHOT100チャートにランクインしている。国内盤は8月7日にリリースされ、ジャパンチャートでも上位にランクインされることが予想される。ジェイ・Zはこのアルバムを引っさげて「スーツ&タイ」、「ホーリー・グレイル」の相方であるジャスティン・ティンバーレイクと北米ツアーを行っている。
2位から4位は初登場。2位にランクインしたのは、グラミー受賞シンガーのサラ・バレリス『ザ・ブレスド・アンレスト』。日本でも大ヒットした「こんなハズじゃなかったラヴ・ソング」を含む3rdアルバム『カレイドスコープ・ハート』(2010年)に続く4枚目のスタジオ・アルバムで、前作の首位には届かなかったものの、3作連続でTOP10デビューを果たしている。本作も全曲、彼女がソングライターを担当し、アルバムにはFun.のギタリスト、ジャック・アントノフも参加している。
続く3位には、『キッズ・ボップ24』が初登場。2月2日付チャートで4位をマークした『キッズ・ボップ23』の続編で、10代の子供がヒットソングをカヴァーする人気のオムニバス盤。今作では、テイラー・スウィフトの「トラブル」やジャスティン・ビーバーの「ビューティー・アンド・ア・ビート」や、ルミニアーズの「ホー・ヘイ」といった渋い選曲まで収録されている。
4位に初登場したのは、フロリダ州出身のラッパー、エイス・フッドの新作『トライアルズ・アンド・トリビュレーションズ 』。2008年のデビューからコンスタントにアルバムをリリースし、4thアルバムとなる本作で、初のTOP5入りを果たした。本作にはリル・ウェインや、リック・ロスといった人気ラッパーをはじめ、若手ではクリス・ブラウン、中堅R&Bシンガーのアンソニー・ハミルトン、さらにベティ・ライトといった大ベテランまで、新旧のビッグ・ゲストが参加した意欲策に仕上がっている。
フロリダ・ジョージア・ライン、イマジン・ドラゴンズ、J・コールと強豪に続き、8位にデビューしたのは、ディズニー・チャンネルのTV映画、『ティーン・ビーチ・ムービー』のサウンド・トラック。放送前から強力なプロモーションを展開し、840万人が試聴したという大ヒットを記録、「ハイスクール・ミュージカル2」、「ウェイバリー通りのウィザードたち ザ・ムービー」に続く歴代3位をマークした。
今週はTOP10内、5作品が初登場。10位にランクインを果たしたのは、コーディー・シンプソンの『サーファーズ・パラダイス』。YouTubeから大ブレイクを果たした、ジャスティン・ビーバー2世ともいうべく、イケメンシンガーの2ndアルバムで、デビューアルバム『パラダイス』(2012年)の27位を大きく上回る、初のTOP10入りを果たした。シングルチャートを含め、全作品中10位入りを果たしたのは、この『サーファーズ・パラダイス』が初めてで、今後の活躍が期待される。
7月末に夏の新作がリリースされ、TOP10以下でも16位にマット・ネイサンソンの8thアルバム、17位にはロックバンドのシック・パピーズの新作『コネクト』がランクインする他、100位以内でも18作が初登場作品となった。次週はシングルチャートで7週目の首位を獲得しているロビン・シックの同名アルバム『ブラード・ラインズ』の上位入りが確実視されている。
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