6月19日に東京・渋谷 CLUB QUATTROで開催された【BOYNEXTDOOR「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」 リスニングパーティー, powered by Spotify】にBOYNEXTDOORがサプライズで出演し、「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」を大歓声の中パフォーマンスした。

　7月10日発売のJAPAN 1stシングル『AND,』で日本デビューすることを発表しているBOYNEXTDOOR。6月19日20：00に先行配信された「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」を一足早く聞くことができる本イベントには、ファンクラブ会員の中から抽選で招待された300名のONEDOOR（BOYNEXTDOORのファンネーム）が集まった。会場には、Spotifyとコラボレーションしたフォトスポットやメンバーのサイン入りフォトパネル、パフォーマンスに使用しているドアが飾られるなど、この日のためのスペシャルな空間が用意され、開演前にもかかわらず会場は熱気に包まれていた。

　スクリーンに映し出されたカウントダウンとともに、今回MCを担当するトレンディエンジェルの斎藤司が登場。「好きな曲は『But I Like You』です！」の声にファンが共感したり、「一人で来たONEDOORもみんな仲良くなってください！」の呼びかけに周りの人との挨拶タイムが行われたり、会場は和気あいあいとした雰囲気に。

　続くBOYNEXTDOOR愛をマックスにするための“BOYNEXTDOORのここが大好き”のコーナーでは、事前にONEDOORから集まったBOYNEXTDOORの魅力が紹介された。「パフォーマンスが魅力的」「コンセプトが良い」「ビジュアルが好き」「メンバーの仲がいい」といった魅力がスクリーンに映し出され、会場のONEDOORからのコメントにも共感の拍手が湧きあがった。

　そしていよいよ「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」のお披露目に。斎藤の「ONEDOORのみなさんで一緒に聞いちゃいましょう」の言葉で曲が流れ始めると、ステージが照らされ、BOYNEXTDOORがまさかのサプライズ登場。ONEDOORの悲鳴と大きな拍手で一気に会場のボルテージが上がった。

　鳴り止まない歓声の中、日本語での歌唱に関する問いかけに、「発音が難しかったですがたくさん練習しました」（TAESAN）、「レコーディングの前にたくさん練習しました」（JAEHYUN）とそれぞれコメント。日本語の勉強をもちろんしているという彼らは、好きな日本語を聞かれると「大好きです」（RIWOO）、「ONEDOORの皆さんに恋煩いしています」（JAEHYUN）、「綺麗ですね」（SUNGHO）とONEDOORに向けた愛の溢れる言葉が伝えられた。また「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」で特に聞いてほしい歌詞なども紹介され、この後の曲の披露にますます期待が高まっていった。

　さらに、デビューシングルに関して重要な情報が公開された。JAPAN 1stシングル『AND,』に収録されている日本オリジナル曲のタイトルが発表されたのだ。「タイトルは、『GOOD DAY』です！」というSUNGHOの発表に続き、「別れを経てまた日常に戻ってくる、その日常を楽しもうという曲です」（TAESAN）、「日本語で表現すると、今日も一日いい日にしようね（という意味です）」（RIWOO）とメンバーから直接曲について紹介される嬉しいサプライズも。

　そして、ついに「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」のパフォーマンスがスタート。割れんばかりのONEDOORの歓声とともに曲が始まると、掛け声のコール＆レスポンスで会場は熱気の渦に包まれた。3分ほどの短い時間ではあったが、ライブハウスという今までにない距離感でのパフォーマンスは、ONEDOORにとって時間以上の価値のある貴重な体験となっただろう。

　大盛り上がりの中パフォーマンスを終えて、客席をバックに記念写真を撮影。最後にはメンバーからONEDOORにメッセージが向けられた。「いい一日になりました！」（TAESAN）、「日本語の勉強頑張ります。僕が日本語で告白したら、皆さんちゃんと受け止めてください！」（SUNGHO）、「もっとかっこいい姿をお見せしたいです。これからもたくさんイベントがあるので楽しみにしてください」（JAEHYUN）、「大好きです。お会いできて嬉しいです。また会いましょう」（LEEHAN）、「今回はこうしてみなさんに会いに来て、プレゼントをあげられている気がして嬉しいです」（RIWOO）と感謝を述べた。「今日のために一生懸命日本語で準備してきたんですが、ステージに上がるとすっかり忘れてしまいますね。それがちょっと残念です」というWOONHAKには、客席からは「ケンチャナヨ（そんなことないよ）」と声が上がり、「ありがとう」と返す微笑ましい場面も。「これから日本各地に行く予定だから楽しみにしていてください」と、今後の活動にも期待が高まるコメントで締めくくると、6人は笑顔でステージを後にした。

Text by Sakika Kumagai
(P)&(C) KOZ Entertainment.

◎リリース情報
シングル『AND,』
2024/7/10 RELEASE