2013/07/17
17日、都内の日本武道館でソロとして4000回目のコンサートを迎えるシンガーソングライターのさだまさしが、本番に先立ち、同所で行われた表彰会見に出席した。
オリコン株式会社の小池恒社長から4000回達成記念の表彰状を授与されたさだは「よくぞお客さまが来てくださった。いいコンディションじゃないときもあったが、ひとえにトークのたまものだと思う」とユーモアを交えつつ回顧。
「4000公演ということは、4000泊はしているわけで、ホテル代もどれだけ使ったことか。外食産業への貢献も大したもの。これぞサダノミクス!」と“さだ節”全開で会場の笑いを誘った。
ここまで続いてきた原動力を問われると「借金でしょうね」と即答。「28歳で28億円、金利を入れたら35億。30年間、返し続けるために生きてきた。クオリティーを下げなかった自信はあるが、ようやく今、自分のペースで活動できる」とこれまでの過程を明かした。
また、今後の活動については「誰もやっていなくて、しかも音楽にとってよいことを幾つか見付けている」と新たな展開を示唆し「これからは後から来るやつのために道を舗装していく。日本の音楽ってすごいな、と世界が思うものを生み出していきたい」と若手への思いも語った。
「次は5000回…」との声には「ないない。4000は大変な数」と苦笑したさだ。それでも「3000回の時にも、4000回はあり得ないと言ったかな。回数よりも、元気で歌い続けることを期待されていると思う。それにはコンサート2時間に収めないと。3時間やってたら無理」と笑った。
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