2010/11/10 00:00
いじめが原因で自殺する10代の同性愛者が急増している最近の世の中に対し、多くのセレブが積極的に呼びかけを行ってきたが、このほどMADONNAがその輪に加わり、11/9放送の人気トークショー『ELEN DeGENERES SHOW』の中で特別なメッセージを発信。「ゲイ社会のサポートがなかったら、私はキャリアを築くことができなかったと思う。だからこれ以上、黙っていることなんてできない」という自らの立場を明らかにした。
番組のインタビューで自身の考えを語ったMADONNAは、10代の頃に経験した個人的な葛藤についても触れ、高校時代は孤立感を味わっていたことを告白。「私が加わることができるグループはどこにも存在していなかったし、自分のことを変人だと思うようになってしまった」と語り、そんな時にホモセクシャルのバレエ教師が彼女を励まし支えてくれたことが救いになったと明かした。そして「誰の人生にも、勇気付けてくれる誰かが必ず存在するはず」という励ましのメッセージを送った。
今年に入り、多くの10代の同性愛者が自殺に走っているというニュースが報道されると、音楽業界からは様々なアーティストが同性愛者に対するいじめを無くそうと立ち上がり、苦しむ彼らを救うために設立されたプロジェクト“IT GETS BETTER”を通じて励ましのメッセージを寄せるようになった。最近ではMAROON 5のADAM LEVINEとドラマ『GLEE』の俳優CHRIS COLFERが支援のビデオ・メッセージを寄せたほか、KATY PERRYは楽曲「FIREWORK」のビデオ・クリップを同性愛者のコミュニティに捧げている。
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