2010/11/09 00:00
一年前にインタースコープとの契約を切られたMARILYN MANSONがイギリスのインディ・レーベル、クッキング・バイナルからカムバックを計画している。
MANSONは自分の会社であるヘルETCとロンドンのこのレーベルとの間にジョイント・ベンチャー・パートナーシップを結ぶことに同意している。契
約は2011年秋に発表される新作アルバムと、ことによるとその次のアルバムも含まれる。クッキング・バイナルは海外のディストリビューションやマーケティング、プロモーションも担当する。
クッキング・バイナルは1986年にコンテンポラリー・フォークのレーベルとして発足したが、その後レパートリーを広げ、PRODIGYの2009年のカムバック・アルバム『INVADER MUST DIE』で大きな成功を収めている。
このレコードは全世界で130万枚売れている。レーベルは他にもUNDERWORLD、GROOVE ARMADA、CHARLATANSなど有名アーティストの仕事で成功している。
MANSONのマネージャーはクッキング・バイナルの『INVADERS MUST DIE』の世界的成功に感銘を受け、他のレーベルからのオファーを断ったという。「インディがMANSONをロック・アイコンとして再認識させることに情熱と確信を持ち、彼のこれからのキャリアに関わることに真の興奮を覚えていることが、契約を決める鍵となった」という。
契約は半々のジョイント・ベンチャーで「より魅力的な財政的取り決めで、より大きなクリエイティブ面のコントロールをアーティストに任せてくれる」とのこと。クッキング・バイナルが経費(MANSONに支払われるアドバンスや大がかりなマーケティング費用を含む)を差し引いた残りの利益を両者が折半する。
クッキング・バイナルは45カ国で総売上50万枚を目指すという。これはアメリカの作品としてはレーベルにとって最大規模だ。
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