2024/05/02 12:00
5月10日に日本公開となるドキュメンタリー映画『ジョン・レノン 失われた週末』より、レアシーン満載の本編映像がBillboard JAPAN独占で解禁された。
ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていないジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた“失われた週末”。1973年秋からの18カ月、ジョンはどこで誰とどんな生活を送っていたのか、失われた週末は本当に“失われ”ていたのか。映画『ジョン・レノン 失われた週末』は、その真実に迫った真実の物語だ。
“失われた週末”の時期、ジョン・レノンは仲間たちと夜遊びチーム“ハリウッド・ヴァンパイアズ”を結成していた。解禁された映像では、その誕生秘話をはじめ、ジョンのLAナイトライフの様子をアリス・クーパーとメイ・パン(ジョンとヨーコの個人秘書)が明かしている。
映像は、1973年当時、ジョンと行動を共にしていたメイ・パンの「“失われた週末”は失われてなどいなかった」という証言で始まる。ヨーコと離れ開放感に満ちたジョンは、夜遊び仲間と夜な夜なクラブやバーでお酒を満喫していたという。
そのメンバーのひとりであるアリス・クーパーは、「始まりは“レインボー・バー&グリル”」だったと語る。同店で腹ごしらえして夜の街へと繰り出したそうだ。“悪名高き”仲間たちのメンバーには、ヒット曲「うわさの男」「ウィザウト・ユー」で知られるハリー・ニルソン、エルトン・ジョンの相棒として数多くの作詞を手掛けるバーニー・トーピン、ザ・モンキーズのミッキー・ドレンツ、ザ・フーの名ドラマーであるキース・ムーンなど、ロックレジェンドの酒豪たちが名を連ねる。
映像ではこの他、メンバーたちが酒を酌み交わす貴重な写真が登場したり、アリス・クーパーが「ジョンは(ハリウッド・ヴァンパイアズの)“名誉会員”だった」と明かすなか、ジョン・レノンが「リンゴやハリー・ニルソンと騒いだ。30過ぎて、10代みたいに」と述懐する場面で終わる。
後年、アリス・クーパーは「ハリウッド・ヴァンパイアズのスピリットを生かし続けるため」と、俳優のジョニー・デップ、エアロスミスのジョー・ペリーらと同名ロックバンドを結成するが、その原点が垣間見える映像となっている。
◎映画情報
『ジョン・レノン 失われた週末』
監督:イヴ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ
出演:メイ・パン、ジョン・レノン、ジュリアン・レノン、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン
原題:The Lost Weekend:A Love Story 字幕:松浦美奈 字幕監修:藤本国彦
配給:ミモザフィルムズ
2024年5月10日(金)より角川シネマ有楽町、シネクイント、新宿シネマカリテ、
池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
(c) 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved
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