2010/11/04 00:00
先週リリースされたTAYLOR SWIFTの最新アルバム『SPEAK NOW』が、発売初週にいきなり1,047,000枚の売り上げを記録し、全米アルバム・チャートで初登場No.1を獲得することがわかった。この驚異的なセールスは、2005年3月に50 CENTが発売初週に1,141,000枚を売り上げてチャートNo.1に初登場した『THE MASSACRE』以来の高い数字となる。
SOUNDSCANが1991年に統計を取り始めて以来、1週間の売り上げが100万枚を越えたアルバムは今回のSWIFTの作品を加えて計16枚しか存在しておらず、前回この偉業を達成したのは2008年6月の週に1,006,000枚を売り上げたLIL WAYNEの『THA CARTER III』だった。またこれまでの最高記録は、2000年の発売初週に2,416,000枚を売り上げたNSYNCの『NO STRINGS ATTACHED』となっている。
10/25にリリースされたSWIFTの『SPEAK NOW』は、当初は週間セールスの締め日となる10/31までに800,000~900,000枚の初週売り上げが予測されていたが、集計が終了した11/1の時点でその数字が100万枚を越えることが確実であることが判明した。同アルバムはSWIFTにとって2作目となる全米No.1アルバムで、2008年11月にリリースされた前作『FEARLESS』は発売初週の売り上げ数が592,000枚と今作よりは劣っていたものの、11週連続で全米No.1に君臨するという偉業を達成している。
また『SPESK NOW』は、カントリー作品としては1991年の集計以来第2位となる週間売り上げを記録。1998年の発売初週に1,085,000枚を売り上げたGARTH BROOKSの『DOUBLE LIVE』に続く高い成績を残した。そして同時にこのことは、女性アーティストとして集計以来最も高い初週売り上げを記録したことになり、これまで874,000枚で首位の座に就いていたSHANIA TWAINの『UP』(2002年)を遥かに上回るセールスとなった。
さらにジャンルを飛び越えたところでは、2000年にBRITNEY SPEARSが記録した1,319,000枚に続く女性アーティストとして最大の初週売り上げとなり、集計以来としては、他にWHITNEY HOUSTONの『THE BODYGUARD』サウンドトラック(1992年のクリスマス時期に1,061,000枚を記録)、NORAH JONESの『FEELS LIKE HOME』(2004年に1,022,000枚を記録)の2枚が“発売初週100枚”を達成している。
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