2013/07/08 19:26
R&Bシンガーのジョーとロック・バンド、リライアントKの両者が、次回米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で新たにトップ10圏内入りを果たす可能性が出てきた。業界では、ジョーの新作『ダブル・バック:エヴォリューション・オブ・R&B』はおよそ2万5000枚、リライアントKの『コラプシブル・ラング』は1万5000枚前後を、それぞれ売り上げるのではないかと予測されている。トップ10は7月10日水曜の朝、明らかになる。
『ダブル・バック』は、ジョーにとって6枚目となるトップ10アルバムの可能性があり、スタジオ作品では連続5枚目のトップ10入りとなる。2011年の前作『グッド・バッド・セクシー』は、初週3万3000枚を売り上げ(ニールセン・サウンドスキャン調べ)初登場にして最高位8位をマークした。
一方のリライアントKは、もし今回の作品がトップ10圏内発進となれば、2回目のトップ10入り。2007年の『ファイブ・スコア&セブン・イヤーズ』で一度だけ、トップ10入りしている。ニューアルバムのトップ10入りに保証はないものの、10位付近にはランクインするだろう。
ちなみに、No.1は先日もお伝えしたように、初登場以来2週連続2位に留まっていたJ.コールの『ボーン・シナー』になるだろう。6万枚前後の売り上げ予測となっている。
主要6社であるiTunes、Trans World Entertainment、Best Buy、Starbucks、Target、Anderson Merchandisersからの報告によるサウンドスキャンの週間調査のうち、最初の4日間(月曜から木曜)の結果を反映したビルディング・チャートは下記のとおりだ。(米ビルボードではこの数字が全米アルバム・セールスの85%を構成するものと見積もっている)
◎ニールセン・サウンドスキャン・ビルディング・チャート
※順位(前回順位)アーティスト名/作品名
01(2)J.コール/『ボーン・シナー』
02(1)ワーレイ/『ザ・ギフテッド』
03(3)カニエ・ウェスト/『イーザス』
04(-)ジョー/『ダブル・バック:エヴォリューション・オブ・R&B』
05(6)フロリダ・ジョージア・ライン/『ヒアズ・トゥ・ザ・グッド・タイムス』
06(8)イマジン・ドラゴンズ/『ナイト・ヴィジョンズ』
07(5)ダフト・パンク/『ランダム・アクセス・メモリーズ』
08(12)マックルモア&ライアン・ルイス/『ザ・ヘイスト』
09(-)リライアントK/『コラプシブル・ラング』
10(13)ブルーノ・マーズ/『アンオーソドックス・ジュークボックス』
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