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2013/07/04

英レゲエスターが家宅捜査中に自殺……検死で明らかに

 ロンドン生まれのレゲエスター、スマイリー・カルチャーが、2011年の警察の手入れの際、自らを刺した胸の刺傷により死亡したことが、イギリス検察によって明らかにされた。

 検死陪審による自殺とする今回の判定結果は7月2日、麻薬捜査に関連して警官が同ミュージシャン宅を調査していた際、彼が包丁で自分自身を刺したとする警察の説明と一致した。彼の家族は一連の出来事について「奇妙だ」としていた。

 陪審員は、同ミュージシャンはより良い指導が受けられたかもしれないことを提言しており、また検察医のリチャード・トラバースは、家宅捜査中における監督体制の改善を警察に提案すると話した。

 スマイリー・カルチャー(本名デイヴィッド・エマニュエル)は、「コックニー・トランスレイション」や「ポリス・オフィサー」などの1980年代のヒット曲で有名になった。

 検死はイギリスにおいて、暴力によるものか原因不明の死なのか事実を立証するために用いられている。

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