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2013/07/04

ビング・クロスビーらと仕事した91歳のジャズピアニスト死去

 ビング・クロスビーやナット・キング・コール、ディジー・ガレスピーなどの大物と一緒に仕事をしてきた、ジャズ・ピアニストで作曲/編曲家のポール・スミスが、91歳で他界した。広報のアラン・アイヒラーがロサンゼルス・タイムズ紙に話したところによると、6月29日にトーランス病院で亡くなったそうだ。

 8歳の時にクラシック・ピアノを勉強し始め、10代の頃にはプロのバンドに参加していたスミス。その長いキャリアにおいて彼は、自身のグループとともに60枚以上にも及ぶアルバムをレコーディングすると共に、サミー・デイヴィスJr.やエラ・フィッツジェラルド、ドリス・デイ、ジ・アンドリュー・シスターズなど、多くのミュージシャンたちの伴奏を務めてきた。

 また、スタジオ・ミュージシャンとしてテレビや映画音楽の編曲や演奏も行ない、米バラエティ番組『ザ・スティーヴ・アレン・コメディ・アワー』では、ピアニスト兼音楽ディレクターを25年以上もの間、担当していた。

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