2013/06/28 16:24
(前列左から)坂東彌十郎、中村扇雀、坂東三津五郎、中村福助、中村橋之助、(後列左から)中村七之助、中村勘九郎
歌舞伎座新開場こけら落とし「八月納涼歌舞伎」の屋上庭園イベントが28日、都内の歌舞伎座で行われ、中村勘九郎、中村七之助、坂東三津五郎、中村福助、中村扇雀、中村橋之助、坂東彌十郎が登場した。
今年4月に新オープンした歌舞伎座。4年ぶりの納涼歌舞伎に勘九郎は「父(故中村勘三郎)がとても楽しみにしていた公演。父がこの歌舞伎座で一番最初に踊りたかった演目であろう『(春興)鏡獅子』を(弟の)七之助と共に踊らせていただけることは本当に幸せ。遺志と魂をしっかり引き継いで一生懸命進みたい」と意気込みを語ると、七之助も「父も上で喜んでいると思うし、同時に出られない悔しさでいっぱいだと思う。チームの戦力となれるようにしっかり務めたい」と気を引き締めた。
また七夕にちなんで、この日はそれぞれが事前に願い事をしたためた短冊を披露。勘九郎は「納涼歌舞伎、サマージャンボ宝くじ、大当たり」と書かれた短冊を掲げ「そのまんま。最近(市川)海老蔵さんが競馬ですごく取ってらっしゃるので、僕はもう宝くじしかないなと思って」とおちゃめに語り、会場の笑いを誘った。
一方、「歌舞伎界がますます発展しますように」としたためた七之助は「プライベートでの願い事は?」と聞かれると「うちの兄のところに(次男の)哲之(のりゆき)が誕生したので、哲之と一緒にお風呂に入りたい」と告白。勘九郎らが「絶対できないよ」と言うと「できないからこそチャレンジしたい」と興味津々の様子だった。
舞台は8月2日~24日に都内の歌舞伎座で上演。
エンタメ OVO
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