2013/06/27
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、モーターヘッドが、フロントマンであるレミー・キルミスターが血腫を患ったことを受け、いくつかのライブ・ショーを取りやめた。
レミーの病気はプロモーターのバーレイ・アーツ・プロモーションから発表された。同社は6月25日のイタリア・ミラノ公演を、当初は延期するとしたものの、その後キャンセルした。フェイスブックの投稿で、「血腫はステージに立つことを不可能にさせるほど深刻なものだった」とキャンセルの理由を説明している。
6月21日にオーストリアのグラーツで開催された【シー・ロック・フェスティバル】についても、出演をキャンセルしている。
バンドの公式サイトでは、レミーの血腫(血管の外側に局部的にたくさんの血が集まってしまう症状)についての発表はない。レミーは最近、不整脈を矯正するため植込み型除細動器を付けていたという。
モーターヘッドは先日、21枚目となるスタジオ・アルバム『アフターショック』を今年9月にリリースする仮計画があることを発表した。同アルバムは、自身のレーベル、モーターヘッド・ミュージックから初めてリリースした2010年のアルバム『ザ・ワールド・イズ・ユアーズ』に続く作品となる。
デビュー・アルバムのリリース35周年だった昨年のインタビューにて、バンド結成40周年を2015年に迎えることを楽しみにしているとビルボードに話していたレミー。「俺たちはたぶん全員一列に並んで頭を爆発させるさ。何か考えると思うよ、いつものことだけど……おそらく裸の女とかと何かするだろうな」とジョークを飛ばしていた。
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