2023/12/29 21:00
花譜と岸田繁のコラボ楽曲「愛のまま」が、2024年1月3日に配信リリースされる。
花譜が、リアルのアーティストやコンポーザーを中心としたコラボレーションを行う企画「組曲」。その第15弾にして最終作となる本作は、ロックバンド・くるりのギタリスト・ボーカリストであり作曲家・岸田繁とのコラボレーションが決定した。花譜が2023年にプライベートで最も再生時間が多かったアーティストでもあるという岸田。本作は、夕日を想起させる風景の中で大切な人との別れ、明日への期待と不安、そして20代に向けて新たなステージへ旅立つ花譜自身が、歩んできた道程への憧憬も想起させるメランコリックなバラードとなっている。
2021年10月に第1弾のGLIM SPANKYによる「鏡よ鏡」から約2年にわたって紡がれてきた「組曲」シリーズ。奇しくも2023年に20歳を迎える花譜にとって10代の成長を記録した「花譜第1章」のライフログ的作品群となった。
そして、リリース日の1月3日にはミュージック・ビデオも公開される予定だ。
なお、2024年1月13日、14日には代々木第一体育館にてライブ【神椿代々木決戦二〇二四】を控えている。
◎リリース情報
シングル「愛のまま」
2024/1/3 DIGITAL RELEASE
◎岸田繁 コメント
自分が2歳になる頃のことを思い出そうと思って、もう殆ど覚えていないけど、何かに夢中になっていたりとか、心に沢山の葛藤を抱えていたりとか、その時に過ごした街のことや、一緒にいた友人たちのことを思い出したりしました。
歩道橋の階段を昇り、そこから見える遠くの風景は霞んでいるのに、足元の崩れたコンクリートと、眼下を通り過ぎる大型トラックの屋根ばかりがやたら鮮明で、色んなことを考えながら生きていたのに、ただただ必死に見えない何かを探していたのかな、と思いました。
花譜さんから頂いた、歌詞のモチーフはそんなことを想起させるような、心のささくれのようなものを鮮明に描かれたものでした。
彼女の声はとても綺麗で、リード・ヴォーカルは勿論のこと、随所に散りばめたヴォーカル・ハーモニーも、たおやかに楽曲を包み込んでいます。
心の風景と、ほんの少しだけビルの隙間から見える夕陽が、彼女の友人たちや、まだ知り得ない多くの人たちの心を照らすことになるだろう、と思っています。
良い曲出来てよかったね!
◎花譜 コメント
組曲第15弾!お相手は、岸田繁さんです!!
「愛のまま」の制作を通して、私は自分の 10代を振り返ってみたのですが、感情がめちゃくちゃ動かされたりして、鮮明に記憶に残ってることよりも、なんだかなー、とか、よくわかんないなーとか曖昧に思いながら、年ばかり重ねてきた、さよならもはじめましても全然ままならないような、心のどこかにいる小さな頃のままの自分のことを、見つめ直したいと思いました。
岸田さんは最初からずっと、私の思い描くイメージに真摯に寄り添ってくださりました。
くるりと出会ってからの私の10代(きっとこれからも)は、くるりの曲からもらったとてもあたたかなパワーに満ちており、記憶を呼び起こす際にも、何度も歌いたくなったり聴きたくなったりしていました。
歌詞の制作のやり取りで、特に心に残っているのが、最初私が、「飛び込めばわかるって抱きしめたメロディ」と書いたのに対して、岸田さんが、「飛び込めば掴めそうなメロディ」という詞を提案してくださったことです。
見慣れた街をさまよい歩きながら、音楽や歌に前に進む勇気をもらってきた自分が、その大好きな音楽を作った方と一緒に曲を作っている、という、信じられない状況にある今の私が、岸田さんの書いてくださった言葉のおかげで、自分の10代全部とリンクしたような感じがしました。
「愛のまま」本当に大好きな、大切な曲になりました。
たくさん聴いてほしいです!
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