2013/06/19
“Voice Of 2013”と称されるディーヴァ、ローラ・マヴーラの初来日公演がビルボードライブ大阪で行われた。
淡いピンク色のドレスにグリーンのヒールを履いて登場した彼女がウーリッツァーを前に腰おろして「コンニチワ!」と言い放ち、1曲目「LIKE THE MORNING DEW」が演奏された。ドラムスティックの4カウントが入ったあと曲冒頭の壮大かつ神秘的な多重コーラスでノックアウト。予想をはるかに上回る素敵な世界が広がった。
今回のオンステージは、ローラのピアノ&ヴォーカルに加えベースとドラムそしてハープとヴァイオリンにチェロという構成だ。(ヴァイオリン奏者は妹、チェロ奏者は弟とのこと)。
その後もたびたび愛らしい笑顔を振りまきながら曲終わりに「オオキニ!」と言っては客席を和ませ、今年リリースされた話題のデビュー盤『SING TO THE MOON』からの楽曲をたっぷりと演奏、クラシック、ジャズ、ゴスペル、ソウル、ポップスと様々な要素を含んだ、前代未聞のクロスオーヴァーの世界を立体的に表現していった。終盤に差し掛かったころには、彼女の代表曲でもあるノスタルジックな名曲「GREEN GARDEN」が演奏され、客席から歓喜の声が湧き、皆が手拍子でリズムを刻んだ。そしてアンコールではなんとマイケル・ジャクソンの名曲をローラの声と弟が奏でるチェロのみでシンプルにカバーし、オーディエンスに改めて彼女の並外れた表現力と声の素晴らしさを魅せつけた。
そんなライブが6月20日(木)21日(金)にビルボードライブ東京でも楽しむことができる。
Photo:宇山ケンジュ
◎公演情報
【ローラ・マヴーラ】
2013年6月18日(火)ビルボードライブ大阪
2013年6月20日(木)21日(金)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/
◎オフィシャルサイト
【ローラ・マヴーラ】
http://www.lauramvula.com/
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