2010/10/08 00:00
マイアミを拠点に活動するラッパーのARMANDO CHRISTIAN PEREZことPITBULLは、シングル「I KNOW YOU WANT ME (CALLE OCHO)」を各チャートのNo.1に送り込み、地元では街の至る場所に彼のポスターが貼られるほどの人気を確立した。しかしPITBULLは“セレブ”という言葉には影響されない人間のようで、マイアミの街を自由に闊歩する普通の生活を楽しんでいる。
とはいえ、人気を確立するためにこの世界で努力を重ねてきたことは確かで、物怖じすることなくDJやアーティストたちに接触を試み、ミックステープを配り、絶えずネットに投稿し続け、パーティーやチャリティー・イベントにも顔を出してきた。PITBULLという男には、規模の大小に関係なくあらゆることに関わる積極的な姿勢が備わっているのだ。
NICOLA FASANO featuring PAT RICHの「75 STREET BRAZIL」をリミックスした楽曲「I KNOW YOU WANT ME (CALLE OCHO)」が世界的な大ヒットになって以来、PITBULLはあちこちで活躍するようになり、ダンス・チャートでは彼が生み出す独特なダンス・ビート、フック、キャッチーなフレーズ、パーティー・フレイバーのラップがあふれ、ENRIQUE IGLESIAS、SHAKIRA、USHER、T-PAINなど、今や名だたるスーパースターたちから引っ張りだこの存在となったPITBULL。
そんな彼には、現在大きなイベントが目前に迫っている。それは11/2に予定されている自身の父親の名前をタイトルにした全編スペイン語によるアルバム『ARMANDO』と、来年初頭に予定されている英語とスペイン語を織り交ぜたアルバム『PLANET PIT』の連続リリースだ。それぞれのアルバムには、PITBULLのイメージと音楽をフィーチャーしたスポンサー契約も決定しており、その1つはKODAK社のカメラ“EASY SHARE”で、今月より公式にスタートする15秒のテレビCMにはPITBULL、DRAKE、TREY SONGZがフィーチャーされる。使用される楽曲は、『PLANET PIT』に収録されるT-PAINをフィーチャーしたシングル「HEY BABY」とのことだ。
そしてもう1つのスポンサー契約はDR. PEPPERで、来年ヒスパニック圏で展開されるマーケティング・キャンペーン“VIDA A LA 23”にPITBULLの顔と声が大々的に使用されるという。ラジオやテレビからは、彼がこのキャンペーンのために書いたオリジナル曲「GOOD TIMES (VIDA 23)」が使用されることになっており、同曲を収録したアルバム『ARMANDO』からのセカンド・シングルとしてキャンペーンがスタートする来年1月にリリースする計画も進んでいるという。
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