2023/09/06 11:30
ビョークが、Gabríela FriðriksdóttirとPierre-Alain Giraud監督による「Victimhood」の幻想的なアニメーション・ビデオを公開した。
このMVは、ビョークが最新アルバム『フォソーラ』のために創り上げた世界の延長線上にあり、「Victimhood」は、自己憐憫、犠牲、母性的なケアといったユングのアーキタイプついて論じている。
過去にビョークの『グレイテスト・ヒッツ』のビジュアルを手がけているGabríelaは、「この歌に魅了された。忘れることができず、夢にも出てきた。この曲は、私がよく考えることを歌っているので、初めて聴いたときから深いつながりがあった。自己憐憫や、ある状況や見知らぬ土地で辛い思いをしたときに、自分がいかに滑稽だったか、いかに可笑しかったか、ということを歌っている」と語っている。
ビョークは、「私はある種、自分がこの種の楽観主義者であるかのような錯覚に陥っている。でも、正直でなければならない。楽観主義者が自己憐憫のしっぽをつかむのは、もっと難しい」と話している。
なお、ビョークは、今年8月の【AIM Independent Music Awards】で<Best Live Performer>に輝いている。
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