2013/06/07
ベストセラー・ノンフィクション小説『凶悪-ある死刑囚の告発-』を原作に、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーの個性派キャストを迎え映像化された映画『凶悪』が、9月21日より全国公開される。
主人公は、東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会し、取材を開始する雑誌ジャーナリスト藤井(山田孝之)。その藤井と対峙するのは、死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール瀧)。須藤が"先生"と呼ぶ事件の首謀者・木村(リリー・フランキー)の存在を藤井に伝えることから物語が始まる。
「自分は死刑判決を受けた事件の他に、誰にも話していない3つの殺人に関わっています。そのすべての首謀者は、自分が"先生"と呼んでいた男です。そいつが娑婆でのうのうと生きているのが許せない。この話を記事にしてもらい、先生を追いつめたい。」という獄中からの告白。事件の真相を、ジャーナリストが紐解いていく重厚な社会派サスペンス映画が完成した。
この重量級の人間ドラマを手掛けたのは、故 若松孝二の愛弟子・白石和彌監督。張り詰めた緊張感が支配する映画『凶悪』は、白か黒かで割り切れない人間の複雑さを描き、手に汗握る観客の良識に激しくゆさぶりをかける。
◎作品情報
映画『凶悪』
9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:山田孝之、ピエール瀧 、池脇千鶴、リリー・フランキー
原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
監督:白石和彌
脚本:高橋泉、白石和彌
企画協力:新潮社
配給・宣伝:日活
公式HP:http://www.kyouaku.com/
(C)2013 「凶悪」製作委員会
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