2013/06/04
日本人アーティストとして史上最速で【MTV Unplugged】に出演。ロンドンオリンピック競泳日本代表 寺川綾選手への応援ソングを書き下ろしことでも知られる井手綾香が、約1年ぶりにリリースするシングルのMVを公開した。
7月17日にW表題曲シングル『235/消えてなくなれ、夕暮れ』をリリースする彼女は、20代の幕開けを目前に“第二期・井手綾香”のスタートを宣言。その想いを胸に「235」のMVでは、小学2年生から続けていたという、トレードマークのロングヘアをばっさりとカット。軽やかに前に進む姿を、ドキュメンタリーとして描き出している。
一方、初めてアコースティックギターでの作曲にも挑戦した「消えてなくなれ、夕暮れ」のMVでは、赤裸々に描いた自身の失恋体験を、モノクロームの世界観で表現。ピアノ弾き語りスタイルが定着していた彼女のギターをかき鳴らす姿、海辺でやりきれない想いを叫ぶかのように歌う表情など、インパクト大の映像に仕上がっている。なお、YouTubeでは、「235」「消えてなくなれ、夕暮れ」Music Videoスペシャル先行映像(http://bit.ly/18KtEg0)が公開中だ。
さらに、7月17日 大阪umeda AKASOにて10代最後となるワンマンライブ、19日 東京 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて20歳の誕生日記念ワンマンライブをそれぞれ開催。各会場に『235/消えてなくなれ、夕暮れ』封入の引換券を持参すると、井手綾香デザインのスペシャルグッズがもれなくプレゼントされる。また、オフィシャルFacebookでは、各会場5組10名、計10組20名を無料招待する企画も実施予定だ。
◎井手綾香コメント
「私自身を奮い立たせるために、私自身の背中をおす楽曲をこれまで制作してきました。それが、たくさんの皆さんに届いて、「同じような気持ちを共感できたよ」ってお手紙をもらえることが嬉しくて。私は誰かのために想像して曲をつくることよりも、自分自身の経験を曲にする事が多いので、今までもこれからも、私のことを私の言葉で描いていけたらなって思っているんです。
もうすぐ20歳になりますが……もっともっと、私の心を私の言葉でリアルに描きたいなと思って、つくった曲が「235」と「消えてなくなれ、夕暮れ」なんです。
実は高校生のとき、いろんな不安や葛藤をかかえながらメジャーデビューして、そんな気持ちにフタをして無理やり前に進んできて、いつの間にか自分自身の心の中がみえなくなっちゃって、これじゃいかん! と思って。ちゃんと自分と自問自答して、ひとつひとつ自分を見失わないようにしていこう! って。自分自身に“ホントの心をみせて”ってちゃんと立ち止まって考えて、また新しい一歩を軽やかに踏み出そう! って。そんな気持ちをぎゅっと「235」に込めました。
タイトルの“235”は、私が生まれてから235か月目にこの曲をつくって……235か月目にようやく素直に自分の心を覗くことができたような気がしたんです! そんな自問自答をしたら、心が軽やかになって……20歳にもなるし、ここらでもっと軽やかに! そんな新しい一歩から、小学2年生から続けてきた長髪をばっさり切りたくなったんです。そして、そのままミュージックビデオにしちゃいました(笑)本当に“素”の私がそこにはいて、いつ見てもクスッとしてしまうミュージックビデオです。
「消えてなくなれ、夕暮れ」は、ひとつ自分の殻を破りたい、もっと素直になりたい! と思っていて、それで浮かんできたのが私自身の失恋のことでした。これまでピアノで作曲してきたんですが、ちょうどその頃アコースティックギターを手にしたところで、私の失恋した時の思い出とその時に弾いていたギターの音が、すっと違和感なく絡んだんです。ギターをちゃんと弾いたことがこれまでなかったんだけど、ちょっとずつちょっとずつ私が失恋したときの光景を思い出しながらギターを弾いて、出来上がった曲です。結果、井手綾香初のギター作曲楽曲で、ちょっと強めの失恋ソングになりました。たぶん、自分の言葉をもっと赤裸々に、って思ったら、あふれてきたのが失恋の思い出だったんですね……。」
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