2013/05/30
世界的ロックバンド、ヴァン・ヘイレンのフロントマンであり、命知らずのロック・クライマーでもあるデイヴィッド・リー・ロスが、日本のショート・フィルムに殺し屋として出演していることが明らかになった。
公開されている映像は、日本の銭湯でヤクザ者の登場人物たちがカード・ゲームに興じているところをデイヴが遮るシーンだ。
黒い服にサングラス、革手袋を身に着けて銭湯に入ってきたデイヴは、自分を罵るヤクザ者のところへ拳銃を片手に上半身裸で近寄ると、彼らの1人が飲んでいたパックのジュースをがぶ飲みし、復讐心に満ちた台詞を口にする。その様子は、映画『パルプ・フィクション』でサミュエル・L・ジャクソンがビッグ・カフナ・バーガーを食べるシーンを思い起こさせる。
5分間の同映像内における会話は、デイヴの唯一の台詞である“ツキニカワッテ、オシオキヨ(月に代わって、おしおきよ)”も含め全て日本語。映像は彼のYouTubeチャンネルに“予告編”として投稿されているが、これで完結したショート・フィルムといった印象だ。
現在のデイヴィッド・リー・ロスは時折日本で生活しているが、この映像で彼がなぜ忙しくしているか想像できるだろう。
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