ミーゴスのオフセットとクエイヴォが、現地時間2023年6月25日に開催された【BETアワード】で、亡きメンバーのテイクオフに敬意を表した。

　授賞式が始まって約1時間後、天井まで届く大スクリーンにロケットが映し出されると、レーザーやスモークに囲まれたオフセットとクエイヴォがスポットライトに照らされたステージに登場。二人がダンスする中、クエイヴォと故テイクオフによる2022年のジョイント・プロジェクト『Unc & Phew』の収録曲「Hotel Lobby」の故テイクオフのバースが流れた。

　「テイクのためにやるぞ！」と彼らが叫んでスクリーンを指差すと、燃えるロケットが昨年11月に28歳で射殺された故テイクオフの写真へと変化した。続いて二人は、ミーゴスにとって唯一の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”No.1曲で、2017年に3週にわたり首位をマークし、2018年の【グラミー賞】で＜最優秀ラップ・パフォーマンス＞にノミネートされた「Bad and Boujee」を披露した。このサプライズ・パフォーマンスは、オフセットとクエイヴォによるテイクオフの死後初の共演となった。オフセットは、昨年のフェスティバル日程で、ミーゴスと一緒にパフォーマンスを行わなかったため、彼とクエイヴォが一緒にステージに立つのは約1年ぶりだった。

　オフセットの妻であるカーディ・Bは、「今、これ以上耐えられない。ボーイズのことを誇りに思う」と涙を流す絵文字とともにTwitterに書き込み、この記念すべき瞬間についてコメントした。