2023/05/15 13:00
BiSが5月14日、東京・中野heavysick ZEROにて新体制初ワンマンライブ【BiS the REPRODUCTiON LiVE】を開催。当日のライブレポートが到着した。
会場には、前日に行われたガチャガチャイベント【BiS des GACHA】の景品で本ライブの鑑賞券を引き当てた強運の研究員(BiSファン総称)で会場を埋め尽くした。
ワンマンライブ【BiS the REPRODUCTiON LiVE】は、2023年3月19日から25日に行われた【WACK合同オーディション2023】でBiSに加入が発表されたイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピックの初お披露目となるライブで、第3期BiSの6人体制初のライブ。中野heavysick ZEROは、BiSにとって、第1期、第2期、そして、現在の第3期の始動のタイミングで、初めてワンマンライブを行った”聖地”と言える場所で、新メンバー3名が加入し、節目となるタイミングで”聖地”でのワンマンライブとなった。
会場を埋め尽くす研究員をかき分け、プロレス入場でステージに現れる新生BiS。「はじめまして! 私たち新生アイドル研究会、BiSです。よろしくお願いします!」と挨拶をしたのち、「DESTROY」でライブの幕が上がった。今までのBiSを破壊するかのように、激しいパフォーマンスを披露しながらライブは進行していく。新メンバーも既存メンバーに必死についていき、熱のこもったパフォーマンスを見せる。「STUPiD」「少年の歌」「スモーキン・ビリー」とBiSが誇る攻撃的なセットリストを展開し、会場の研究員を圧倒していく。
ここで改めて、自己紹介を行い、ここからは”パーティータイム”に突入。「KiSS MY ASS」「hey boy hey girl」「GOiNG ON」と会場の研究員と盛り上がる楽曲が連続し、BiSと研究員が一体化。ひとつの共同体が生まれ、会場全体が踊っているような盛り上がりを見せる。
「こんにちは。今日はBiSの新体制のお披露目ライブに来ていただき、ありがとうございます。BiSには3人の新メンバーが加入しました!」とナノが話すと、新メンバーそれぞれがコメント。イコ・ムゲンノカナタ「緊張して吐きそうですが、楽しいです!」、シオンエピック「ちょっとほんとにライブしてるのかわからないくらいふあふあしてますが、後半も頑張りたいです。」、クレナイ・ワールズエンド「(会場が)熱いですね。本当にあっという間で。でも、楽しいです!」とそれぞれが語った。
ここで、ラジオ体操、ヘッドバンキング、スクワットが振り付けになっている「thousand cricket」に突入。新メンバーは、過酷な楽曲についていくのが必死の状況だったが、何とかライブの難局を乗り切った。続いてトギーのシャウトが響き渡り、ライブテンションを爆発させる「テレフォン」で会場はさらにもみくちゃになる。ライブの締めくくりに、今回のセットリストで初となるメロウなナンバー「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」をパフォーマンスした。
アンコールコールが鳴り止まない中、改めてステージに登場したBiSはここで、一人一人コメントをする。
クレ「私は今年の3月の合宿オーディションで合格して、いまここにいます。去年もオーディションに参加したのですが、合格することは出来ませんでした。落ちた時に悔しくて、1年後もまたここに戻ってくると決意しました。そして今年これで受からなかったらアイドルという夢は諦めようかなと思ってました。去年の合宿での姿を知ってる分、今年はプレッシャーがすごかったですが、今年は絶対に合格してやるという思いで1週間必死に頑張りました。合格した時は実感なくてずっと夢の中にいる気分でした。渡辺さんの始まりであるBiSのグループの一員になれて本当にすごく幸せです。努力をすれば、諦めなければ、夢は叶えられなくてもどこかで必ず良い事として自分に返ってくるので、そのことを忘れずに、これから色々なことを6人で乗り越えていけたらいいな思います。みんなに支えられてこその私たちだと思うので、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。多くの方に私の存在や、BiSのことを知って貰えるよう頑張っていきたいと思います。」
シオン「これまでずっと見ている側で、ステージに立つ側になるなんて、ステージの上なんて想像もつかなかったです。すごく不思議な気持ちです。今こうしてみなさんの目を見てパフォーマンスが出来ているのが本当に幸せです。これからWACKで、BiSでどんな経験ができるのか胸が高まっています。」
イコ「私は小さい頃からアイドルが好きで、自分に似合わないアイドルにずっと憧れていました。人に怒られるのが怖くて、ついいい子ぶってしまう自分にはWACKのアイドルがすごくかっこよくみえて、自分もここでアイドルになりたいと思うようになりました。長い間見てきた夢が叶い、BiSの一員になれたことが嬉しくてたまらないです。今日ここでお披露目ライブをさせていただけたこと、研究員のみなさんと目を合わせられたこと、声を聞いてもらえていること、全部全部最高に幸せです。BiSとして生きるこの瞬間を大切にこれから一生懸命頑張っていきます。これからもっとたくさんの研究員に会いたいし、ここにいる研究員のみなさんと見ていく景色をどんどん大きくしていきたいです。」
ヒューガー「特別な場所で、今日あたらしいはじまりの時間を研究員と共に過ごせて、すごく幸せです。3人は、厳しい合宿を乗り越えて、BiSに来てくれました。BiSに入って約半年のまだまだ未熟な私は、自分なりにどう新メンバーのことをサポートできるかな、どうしたらもっとBiSが大きくなっていけるのかな、ってこの1か月沢山悩みながら過ごしました。いい意味で全然未来が予想できないんです。毎日会ってるはずなのに、毎日毎日その子のあたらしい一面を見れるんです。しかも、似たようなものが全然なくて、1人1人に違う魅力があって……みんなエネルギッシュで、気付かされることや成長させてもらうことばかりです。だから、すいもあまいも経験して、すこしずつ大きくなっていって、力を合わせて、これからどんな風にでも変わっていけると信じているし、そこに研究員が居てくれたら、もっともっと強い気持ちで進んでいけるなって思います。どうか、一緒にスタートの一歩を踏んでくれたら嬉しいです。」
ナノ3「ついに6人でスタートできるんだ、研究員に会えるんだって今日を凄く楽しみにしていました。新メンバーが加入して、6人になって、それぞれ全然違うタイプの子が集まったので、今までと同じやり方をしていれば上手くいくなんてことはなくて、私自身も成長しなければならないことがたくさんあります。良いところだけじゃなくて、ダメなところも認め合って、向き合い続けて、向き合い続けることを諦めないで、今までBiSが築いてきたものも大切にしてみんなで成長していきたいです。この6人でどんなBiSになっていけるのか、まだ私たちもわからなくて楽しみな気持ちでいっぱいなんですけど、大好きなBiSでBiSの音楽を届け続けて、研究員と一緒にいたいし、これからもっとたくさんの研究員に出会えるように、何回も見たくなるような面白いグループになっていきたいって思ってます。そしてもっともっとたくさんの大きな景色を研究員と見にいけるようにがんばります!!!」
トギー「ここは、3期BiSが初めてワンマンライブをした場所で、新体制初ライブをするっていうことは、また一から始められるような感じがしていて、わくわくした気持ちもありつつ、過去を超えたいって思えば思うほどこわさも感じていました。何かが変わっていくことは、これからどうなっちゃうんだろうって不安がいつも少しだけあるんですけど、今まで活動してきて、変われないままでいることの方がずっとつらかったのでこうやって3人一気に入ってきてくれて、雰囲気がガラッと変わって、これから先のことが全部未知で、どんなBiSになっていくのか毎日楽しみで仕方ないです。今までで1番良いBiSを作りたいと思っています。みんなの中にBiSはこうであってほしいとかこうあるべきだ! とかあるかもしれないんですけど、それは私の中にもあって、でもどんなBiSでもBiSなんだろうなあと思うのでこの6人と研究員で新しいBiSを作っていけたら良いなと思っています。どうなっていくのか一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。」
メンバーの挨拶が終わり、ここで7月12日にリリースする新曲を初パフォーマンスする。芯のあるドラミングとメンバーの囁くような歌声が会場に響き、サビに向け、どんどんテンションが高まっていく新曲に、唸りをあげるマグマのように研究員のテンションが高まっていく。まさに、今の6人体制のBiSだからこそ表現できる楽曲がここに誕生した。他を圧倒するパワーを持った新曲で高まったテンションのまま、ライブのオーラスとなる「CURTAiN CALL」を2連発させ、ライブは終了した。
新メンバーは、まだ完璧とは言えないパファーマンスもあったが、第1期BiSの始まりの時期を思い出させるようなパフォーマンスで、今後の成長に期待を持った。
そして来週からは、新体制初の全国ツアーが開催される。新生BiSの可能性を感じられるライブをぜひ現場で体感してほしい。
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