2023/05/14 14:00
2023年5月15日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Sexy Zone『Cream』が227,372枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2023年5月1日~5月7日)。
『Cream』は、前作『Trust Me, Trust You.』から8か月ぶりのリリースとなった23枚目のシングルで、表題曲はメンバーの菊池風磨が倉科カナとW主演を務めるテレビ東京系 ドラマ『隣の男はよく食べる』の挿入歌となっている。また、本作は2018年6月6日発売の『イノセントデイズ』以来、9作連続の首位獲得となった。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、Sexy Zoneのシングルの販売動向を調査した。
まず、Sexy Zoneの本作と前作『Trust Me, Trust You.』の初週の実店舗での地域別の販売比率を調査し、グラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/125144/2)である。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2023年に販売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
Sexy Zoneの直近2作を全シングルと比較すると、前作においては全シングルとの誤差が1%以上の地方は九州地方のみで、ほぼ全シングルと同様の販売比率で、若干東日本が優勢という状況だった。
本作においても東日本が高い傾向は続いているが、特に、関東地方56.5%(以下かっこ内前作:50.3%)、近畿地方15.4%(13.3%)、中部地方11.9%(11.2%)と、関東地方で大きく伸び、近畿地方や中部地方でも伸びている。本作は東京・大阪・名古屋の大型店舗で、購入者対象抽選会が行われる等、積極的なイベントを行っており、メンバー3名(菊池風磨・佐藤勝利・中島健人)の出身地の東京を含む関東地方や、松島聡の出身地である静岡県を含む中部地方で伸びる結果に繋がった。
前作越えで9作連続で首位を獲得し、勢いにのるSexy Zoneだが、今後も彼らの活躍に注視したい。
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