2013/05/22
6期・田中れいなが約10年間活動してきたモーニング娘。を卒業
「モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL ~田中れいな卒業記念日~ in日本武道館」が21日、東京・日本武道館で行われ、アンコール含め全27曲をパフォーマンスした。
2003年1月に6期メンバーとして加入し、約10年間活動してきた田中が、モーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業。本ツアーでは全国13会場37公演をまわり、約7万人を動員。田中の卒業公演となったこの日、会場には1万人のファンが詰めかけ、コンサートの模様は全国の映画館20ヶ所で同時生中継された。
この日をもってリーダーの田中が卒業し、道重さゆみが新リーダーに。田中がスタッフと話し合って決めたというサブリーダーの譜久村聖(9期)、飯窪春菜(10期)を、田中自ら発表した。突然の任命に、譜久村は「8期から9期って間が空いていて、9、10、11期が支えていかなきゃって思うのにうまくいかなくて。でも、自分のできることを精一杯やろうって思います!」と涙ながらに決意を語った。
「れいな! れいな!」と会場全体が一体となって叫んだアンコールではまず田中一人が登場し、ファンのために書いてきたという手紙を朗読。これまでの感謝を述べ、「れいなの卒業した後、心配なメンバーも多いんです。だから皆さん、これからもモーニング娘。を支えてあげてくださいね」と今後のモー娘。をファンに託した。
卒業セレモニーではメンバーが順番に田中に花束とメッセージを送り、後輩たちは号泣。最後は同期の道重で、「正直、れいなが抜けると痛いなって思う。ハタチ過ぎてるのはさゆみだけで、一人で平均年齢を上げている重み」とポツリ。「愚痴とか文句をいっぱい言い合ってたけど、いなくなっちゃうじゃん。どうしたらいいの?」と素直な思いを吐露した。
さらに「れいなが『6期最強』って言ってくれたのがすごいうれしかった。最後の1人になってしまうけど、いつまでも6期最強だなって言われるように頑張るね」と誓った道重。田中も「さゆとは今だけん、愚痴とかプライベート、人生のことを話すけど、それを言えるのがマジ奇跡だって思う。だってね、一番最初のとき、さゆのことあんまり好きじゃなかった」とお互い飾らない言葉で10年間の友情を確かめ合った。
コンサートの中盤で「みんなとステージに立てるのは最後だから、このライブは泣かんとみんなで楽しいステージを作りたい。モーニング娘。、田中れいなとして楽しい思い出を作りたいと思います!」と語った通り、田中は最後まで涙を見せず。「モーニング娘。、最高! みんな一緒にー! おつかれ~な!」と全開の笑顔でステージを降りた。
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