Billboard JAPAN


NEWS

2023/04/21

<コーチェラ2023現地レポ>ワイズ・ブラッド、透き通った歌声で癒しのオアシスを演出

 現地時間2023年4月14日~16日にかけて、米カリフォルニア州インディオにて野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2023】のウィークエンド1が、ヘッドライナーにバッド・バニー、BLACKPINK、フランク・オーシャンを迎えて開催された。

 ここでは、【FUJI ROCK FESTIVAL '23】への出演が決定しているワイズ・ブラッドのBillboard JAPAN特派員による現地レポートをお届けする。

 ドラム、ギター、ベース、キーボードを従え、「It's Not Just Me, It's Everybody」から始まったワイズ・ブラッドのセット。カーペンターズのカレンや最近であればケイシー・マスグレイヴスを彷彿させるナタリー・メーリングの美しく優しい歌声と演奏は<モハーベ・ステージ>を心が休まるオアシスのような空間に一瞬で変えた。カリフォルニアについて書いたと説明した「Grapevine」に続く「Andromeda」では、その透き通った伸びやかな歌声に、フェスにいることを忘れるほど清められ癒されたオーディエンスから歓声が沸き起こった。

 「このフェスティバルは、モッシュで有名なんでしょ。次の曲はモッシュにピッタリの曲なので、横の人にモッシュしてね」と言って、「Everyday」に突入。曲が後半にさしかかると次第にリズムが速まり、演奏が激しくなる中、犬の着ぐるみがポンポンを持って登場しステージ上を動き回った後、オーディエンスに向かってダイブ。透明でくすみのない歌声からは想像できない皮肉たっぷりのMCを繰り広げるナタリーの魅力を再発見したステージだった。

Photo: Courtesy of Coachella / J Lee Young

ワイズ・ブラッド その他の画像・最新情報へ

関連商品

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

  2. 2

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  3. 3

    【先ヨミ】timelesz『because』24.9万枚で現在シングル1位独走中

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    【ビルボード】ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」総合首位、洋楽としては約11年半ぶりの快挙

HOT IMAGES

注目の画像