フランク・オーシャンが、【コーチェラ・フェスティバル】のウィークエンド2に出演しないことが明らかになった。彼は2023年4月23日のヘッドライナーとして再びステージに立つ予定だったが、米ヴァラエティによると、ウィークエンド1にサプライズ出演したブリンク182がその代役を務めるそうだ。米ビルボードは、この件についてブリンク182の担当者に確認を求めている。

　米ビルボードに提供された声明の中で、フランクの代理人は、「ウィークエンド1までの週に、フェス会場で足に怪我を負ったフランク・オーシャンは、意図したライブを行うことができないものの、パフォーマンスを続ける意思があり、必要に応じて72時間でライブを構成し直しました。フランクは左足の2か所の骨折と捻挫のため、医師のアドバイスにより、ウィークエンド2でパフォーマンスを行うことができません」と説明した。

　フランク自身も声明に、「まさにカオスでした。でもカオスの中には美しさもあります。見せようと思っていたものとは違いましたが、あのステージに立つのは楽しかったです。またすぐに会いましょう」と付け加えている。

　既報の通り、フランクの足首の怪我によって、4月16日の夜のライブでは、このショーのために特別に作られたスケートリンクの使用など、直前で演出が変更されていた。

　予定より1時間近く遅れてステージに登場した35歳のフランクは、「Pink + White」「Solo」「Chanel」「Wiseman」などのヒット曲を完全にアップデートしたバージョンを含む全20曲を披露していた。そして2016年のビジュアル・アルバム『エンドレス』に収録された故アリーヤによる1994年の楽曲「At Your Best (You Are Love)」のカバーでファン待望のライブを締めくくっていた。