ドラマ「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」制作発表が11日、東京都内で行われ、出演者の天海祐希、松下洸平、白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオルが登場した。
　本作は、頭脳明晰（めいせき）で変装を武器とする女探偵・上水流涼子（天海）が、IQ140の相棒・貴山伸彦（松下）とタッグを組み、さまざまな依頼を大胆な方法で解決していく痛快エンタ－テインメント。
　天海は自身の役柄について、「頭脳明晰でありながらも、結構バタバタなところもありまして、笑いつつも感動したり、悲しくなったり、怒ったり、とてもエンタ－テインメントになっているんじゃないかなと思います」とコメント。
　一方、松下は「役柄の説明を“IQ140”と（会見などで）していただくたびに、背筋が伸びるというか、『自分はIQ140なんだ』と言い聞かせながら、日々撮影しています。物語が速いスピ－ドで展開していくので、スピ－ド感がある面白い作品になっています」と語った。
　天海と松下の“変装”シ－ンも見どころだという。松下が「ウ－バ－イ－ツみたいな宅配業者とか、運送業の格好もしました」と印象に残っている変装シ－ンを挙げると、天海は「１話で松下くんが扮装（ふんそう）するス－ツの証券（マン）の、あれはいいですよ。お姉さま方、楽しみにしていてほしいと思います」とアピ－ルした。
　作品の内容にちなみ、「これは有り得ないと感じたエピソ－ドは？」を聞かれた白石は「１年ぐらい前に、朝現場まで行くのに渋滞に巻き込まれてしまって…。マネジャ－さんもパニックで、私もハラハラして早く現場に着け－！　とめっちゃ思っていたんです。私が遅れてしまうことは現場にも伝わっていたんですけど、衣装さんに『えっ私、聖ちゃんに、さっきあいさつしたよ』って。私の生霊を見たんですって」と仰天エピソ－ドを披露して天海らを驚かせた。
　ドラマは、17日午後10時からカンテレ・フジテレビ系で放送スタ－ト。毎週月曜午後10時～放送。
（左から）中川大輔、白石聖、松下洸平、天海祐希、仲村トオル、丸山智己　（Ｃ）エンタメOVO

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