2023/04/07
ポール・ギルバートが、新境地ともなる最新アルバム『ザ・ディオ・アルバム』を本日4月7日に全世界同時リリースした。
本作は、その名の通り伝説的HR/HMバンド『レインボー』や『ブラック・サバス』の元ボーカリストとして知られ、自ら率いたグループ『ディオ』でも活動した“ロニー・ジェイムス・ディオ”からインスパイアされたインストゥルメンタル・カバーアルバム。
インストゥルメンタル・ミュージックを熟知しているポールだが、世界的なボーカルメロディを自身のギターによって再現することに、アルバムまる1枚を捧げるというのは未知の領域のように感じられ、彼にとって新たなチャレンジとなった。
アルバムに収録されるのは、「ネオン・ナイツ」や「ロング・リヴ・ロックンロール」から「ホーリー・ダイヴァー」まで、ディオのキャリアを定義づけた、傑出した12曲(日本盤CDはボーナス・トラック含む全13曲収録)。ポールはディオのしびれるメロディを分析すると同時に、ブラック・サバスのトニー・アイオミ、レインボーのリッチー・ブラックモア、そしてバンドのディオからは、1992年以来イギリスのスタジアム・ロッカー集団、デフ・レパードの一員となっているヴィヴィアン・キャンベルといった3人のギター・レジェンドたちへのトリビュートを楽しんでいる。
ポールは「スタンド・アップ・アンド・シャウト、ネオン・ナイツ、キル・ザ・キングといったメタルのリフを色々弾いているとマジで背筋が震えるんだ、またリッチー、トニー、ヴィヴィアンのギター・パートに鳥肌が立ったのは一度や二度じゃない。これらの素晴らしいリフは曲の鉄桁になっていて、その上に残りのすべてが成り立っているんだ」と語り、また「僕のプレイの多くは、ティーンエイジャー時代にこれらの曲やソロを学んで形成されたものだったこともあり、本能が都合よく働いてくれた」とも述べて、自らのルーツの原点がディオのメロディだったことも明らかにしている。
この夏、ポールは、MR. BIGとして久々の来日を果たす。
◎リリース情報
アルバム『ザ・ディオ・アルバム』
2023/4/7 RELEASE(配信・CD)
2,640円(tax in) / SICX-185
<収録曲>日本盤CDのみボーナス・トラック収録
1. ネオン・ナイツ | Neon Knights(Black Sabbath)
2. キル・ザ・キング | Kill The King(Rainbow)
3. スタンド・アップ・アンド・シャウト | Stand Up And Shout(Dio)
4. カントリー・ガール | Country Girl (Black Sabbath)
5. マン・オン・ザ・シルバー・マウンテン | Man On The Silver Mountain(Rainbow)
6. ホーリー・ダイヴァー | Holy Diver(Dio)
7. ヘヴン・アンド・ヘル | Heaven And Hell(Black Sabbath)
8. ロング・リヴ・ロックンロール | Long Live Rock N Roll(Rainbow)
9. レディー・エヴィル | Lady Evil (Black Sabbath)
10. ドント・トーク・トゥ・ストレンジャーズ | Don’t Talk To Strangers(Dio)
11. スターストラック | Starstruck(Rainbow)
12. ザ・ラスト・イン・ライン | The Last In Line(Dio)
13. ラヴ・イズ・オール | Love Is All ※日本盤ボーナス・トラック
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